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梅仕事

小梅のカリカリ梅の作り方~カリカリにするコツは卵の殻にあり

投稿日:2018年5月20日 更新日:

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料理にも使えて、そのまま食べておやつにもできちゃう。

そんな素敵な、カリカリ梅の作り方のコツをお伝えします。

 

小梅を使うカリカリ梅の作り方

カリカリ梅の作り方簡単

ちっちゃいころから、駄菓子の小梅が大好き。

大人がおつまみ用にしている小梅に、手を出し怒られたことも…、

すっぱいのに、あのカリカリした食感が後を引いて、ついもう一つ…と夢中になってしまいます。

信玄梅とか美味しいですよね

 

でも大人になってからは、市販のものは、添加物が気になって罪悪感を持ちつつ食べることに。

そんなことを気にしながらでは、美味しさ半減です。

そこで、今では自分で漬けちゃいます。

添加物を気にする必要なし、

料理にも使うし、そのまま食べておやつにもしちゃう。

そんな素敵な、カリカリ梅の作り方のコツをお伝えします。

まずはカリカリ梅を作るコツから

カリカリ梅を作るコツ3点

カリカリ梅を作るために欠かせない点が3点あります。

それは

  1. 卵の殻を使う
  2. 青くみずみずしい小梅を選ぶ
  3. 3等分の塩分を3日間入れる

どちらも大切なポイントですが、特に卵の殻を入れることが重要です。

カリカリ梅には卵の殻はなぜ使う?

カリカリ梅には卵の殻

梅を付けるのに、卵の殻???と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でもいくら新鮮な青い梅を選んで作っても、 卵の殻を入れ忘れると梅はカリカリになりません。 

そのくらい卵の殻は重要。

 

理由は、梅が柔らかくなるメカニズムにあります。

梅を塩に漬けると梅酢が出てきますよね。

この梅酢の酸と、梅の果肉に含まれているペクチンが反応して梅が柔らかくなります。

ここで卵の殻のカルシウムが入ることによって、ペクチンが「ペクチン酸カルシウム」になります。

そのおかげで、梅の実が柔らかくなる働きを止めるだけでなく、カリカリっとした食感が作り出されるんですね。

注意!

小梅の表面が青くても中身が黄色く熟していることがあります。

そうなると卵の殻を入れてもカリカリにはなりません。

中までしっかり青く未熟な梅をつかうことが大前提です

材料

  • 小梅              :1kg
  • 粗塩(梅の重量の8~10%)   :100g~80g
  • アルコール                            :40ml
  • 卵の殻             :2~3コ分
  • ジップロック(Lサイズ)       :1袋
  • 茶こし袋かコーヒーフィルター

※アルコールはホワイトリカーや焼酎(甲類35度)でもOK

カリカリ梅の作り方

1.梅を洗ってアクを抜く

梅を傷つけないように洗い、アクを抜くため1時間ほど水に浸ける

2.梅のヘタを取る

つまようじか竹串で、傷をつけないように取り除く

取り除いたほうがおいしく仕上がるけど、取らなくても食べれるよ。

3.梅を乾かす

天日干しか、キッチンペーパーか清潔な布巾で拭き取ってもOK

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4.卵の殻の下準備

  1. 卵の殻を熱湯で3分ほどゆでる
  2. 卵殻膜といわれる内側の薄皮を取り除く※ゆでる前にとってもok
  3. 1cmくらいになるように砕く
  4. 水分を飛ばす天日干しするか、フライパンで炒る
  5. 清潔な袋(茶こし袋かコーヒーフィルター)に入れる※二重にすると吉

5.材料全てを袋へ入れる

  1. 水気のとれた小梅をジップロックへ投入
  2. ホワイトリカーか焼酎をいれて軽く全体にいきわたるようにもむ
  3. 塩(分量の3分の1)を入れて梅全体につくように軽くもむ※緑色が少し濃くなるまで(2~3分)
  4. 出来るだけ空気を抜いて、冷蔵庫で保存する
※お塩だけ3日間で入れ終わるようにします。 初日は分量の3分の1ほど入れ、翌日も、3分の1入れますそうして3日間で入れ終わってください。
梅の状態にもよりますが、一気に入れるとしわしわになるかもしれません。

6.カリカリ梅の完成

1週間くらいたって、袋の中に水分(梅酢)が上がっていたら完成です。

赤いカリカリ梅の作り方

カリカリ梅の作り方

赤しそを入れると、赤いカリカリ梅ができます。

ただ赤いだけでなく、紫蘇の風味でより美味しくなりますよ。

ここでは、梅を赤く染める赤しそを用意する方法をお伝えします。

 小梅を冷蔵庫に寝かせた3日後くらいに、揉んだ赤しそを合流させます。 

材料

  • 赤しその葉 200g
  • 塩 30g
  • 酢 200cc

赤しそ揉みの作り方

  1. 梅を漬けた袋の中の水分(梅酢)をカップ1くらい取り出します
  2. 準備した紫蘇の葉を水で洗い汚れを落とします
  3. 水気を切る(天日干しか振り落とす程度でもOK)
  4. 塩10gを入れて、ぎゅっぎゅっと揉んで、出てきた黒い水分は捨てます※塩がなくなるまで3回これを繰り返します
  5. 梅酢を入れて発色させる※しっかり揉んだ紫蘇に梅酢を加え、5分置きます
  6. 梅が入っている袋に、紫蘇と梅酢をいれる※全体的に行き渡るように
  7. ジップロックの空気を抜きます。
  8. 完成!※冷蔵庫で1週間から1ヶ月ほどで赤く染まります。

小梅を使うカリカリ梅の作り方のまとめ

紫蘇を入れなくても十分美味しくできますが、赤しそを入れると紫蘇の風味がプラスされて、また違った美味しさのカリカリ梅ができます。

梅の半分だけを紫蘇に漬けて、紅白のカリカリ梅を楽しむのも良いかもしれません。

ジップロックの袋に入れて作っちゃう方法、どうですか?

すごく手軽にできますよね。

ちなみに私は、ジップロックから空気を抜く方法が布団圧縮袋方式です。

ストローを差し込むところ以外、ジップロックのチャックをしっかり閉めて、肺活量を使って、袋の中の空気を吸いだします。

アルコールが入っているので、ちょっと気持ちよく(?)なっちゃうんですけど(汗

空気が入っていないほうが、カビてしまったりなどのトラブルが少ないのでおすすめです。

以上小梅を使うカリカリ梅の作り方でした。

お手頃な国産カリカリ梅発見。

小梅のカリカリ梅、漬ける手間を考えたら買った方が安くて早い?

近所のスーパーでカリカリ梅を探すとどうしても中国産…。

国産の小梅ってだけで選択肢に入っちゃう。

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