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お盆のお供え物の定番、果物についてです。
果物をお供えにするなら、お店の方に「お供え用です」とお伝えすれば、体裁の整った品を用意してもらえます。
でもそうすると、結構な金額になりますよね。
それほどルールに厳しくない家庭のお仏壇であれば、自分で買ってきた果物をお供えしてみてはどうでしょうか。
好きな果物を、好きな数だけ用意することができます。
気兼ねなくお供えすることができるので、かなり気が楽です。
果物もお供えされると、仏様とご先祖様が喜ぶものです。
買ってきた果物を供えるときのマナーをお伝えします。
お盆にお供えする果物のおすすめ
お供えの仕方は、お仏壇のある家庭により様々です。
- 丸い果物はご先祖様が喜ぶので、そのままの形でお供えする
- 切って(むいて)、すぐに食べれるようにしてお供えする
※金属のフォークなどは添えない。
私の実家では、そのままの形でお供えしていました。
嫁ぎ先のお仏壇は、食べられるようにお供えしたり、そのままの形だったり…
あなたのご実家のお仏壇では、どうしていますか?
果物を自分で選びに行くなら、どのようにお供えするか確認してからのほうが良いですね。
それらを踏まえて、お盆のお供えに向く果物は…「その季節の果物」で問題ありません。
季節の果物とはいっても、便利なことにたくさんの果物が手に入ります。
中でも、お供えに向いている果物の選び方のポイントをお伝えします。
日持ちする果物
夏場の暑い季節に、お仏壇へお供えする果物です。
丸のままお盆の間、お供えをするのなら、できるだけ青い、熟していないものを選びましょう。
進物用の果物のように、お盆の間ずっとお供えできます。
もし「すぐ食べられるよう」にしてお供えするなら、長い期間お供えせず数時間でお下げすると思います。
ちゃんと熟した果物を選んで良い、ということですよね。
また、お下がりを集まった親戚みんなで、美味しくいただく予定であれば、それほど神経質にならなくてもよさそうです。
なにより、みんなで楽しく美味しくお下がりをいただくのが、大切な供養になります。
ご先祖様の好きな果物
お供え物の果物は、仏様とご先祖様に喜んでもらうことが目的です。
生前お好きだった果物をお供えすると、より喜んでもらえそうですよね。
お供えの果物は奇数で用意する
果物をお供えするなら、数を3、5、7個の奇数にします。
お供えの果物の盛り方とお仏壇への置き場所は?
お供えの果物の盛り方
本当なら、高坏(たかつき)や盆といわれる、お供え用の仏具に盛りたいところですが、もしもなければお皿に盛ります。
器へは直接盛らず、半紙の上に果物を盛っていきます。
※半紙がなければ、無地の白い紙を代用します。
果物の盛り方は、あまり器からはみ出さないよう、でも貧相にならないようにこんもりと盛るように心がけます。
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果物をお仏壇のどこに置く?
お仏壇には、食べ物をお供えする順番があります。
- お仏飯(主食)
- お餅
- お菓子
- 果物
お仏壇の上から順にお供えするので、果物は私たちから見て、一番手前に置くことになります。
お盆にお供えする果物のまとめ
自分で果物を買ってきて、お仏壇にお供えするお話でした。
柑橘類やりんごなど長持ちする果物なら、お供えしている間グジュッとなることもなく、帰宅する家族に分けて、お土産として持って帰ってもらうこともできます。
マンゴーやパパイヤなど、南国フルーツも暑さに強くてお供えしやすい果物です。
ただ年配の方には、南国フルーツに抵抗を持つ方も中にはみえます。
「おじいちゃんは多分好きじゃない」なんて思われそう…と思えたらやめておいた方が良いかもしれません。
お盆にお供えする果物を選ぶなら、家族みんなが抵抗のない果物を選びましょう。
よいお盆を!