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つくしの一番上、頭のところが黒くなっているものがあります。
特につくしが出始めたかな~?という時期に見かけやすい。
この黒いところも食べれるの?というお話しと、
つくしって、てっぺんの頭のところが緑色や白っぽいもの。
どの状態のつくしが食べ頃なの?というお話しです。
つくしの頭には毒がある?!
つくしの胞子体と呼ばれる、頭の部分。
ここには胞子がぎっしり。
茎が伸び切ってしまうと、子孫を増やそうとふわ~っと飛び散ります。
その姿を見るに…食べるにはひるんでしまう光景です。
【つくしに含まれる毒素】
- チアミノーゼ
- アルカノイド
- 無塩ケイ素
つくしにはこれらがごく少量含まれています。
含まれていてもごく少量。
「つくしを食べたため緊急搬送されました」なんてニュースを耳にしたことも、近所の噂でも聞いたことありません。
春になると休日のたびに、スーパーのでっかい袋に3袋パンパンになるまで収穫し尽くし、煮たり炒めたりして食べている友人家族も、家族を増やしますます楽しそうに過ごしています。
気にすべきは、心臓、腎臓の疾患を有する人やニコチン過敏症の方。
心当たりの方は、摂取を控えましょう。
苦みもあるものなので、主食級にモリモリ食する方は少ないとは思いますが、春の風物詩として箸休めや酒のあてに、小鉢によそいいただく程度がちょうどよろしいかと。
つくしの頭の黒い部分は食べれる?
時期によっては、つくしの一番上の部分が黒いものがあるかもしれません。
特につくしが出始めたかな~?という頃は、結構な頻度で見かけます。
つくしの頭の先が黒くなっているのは、霜焼けしているせいです。
暖かいかも~と思って芽を出したつくしですが、ぶり返した寒さにやられたんでしょうね。
食べても体に害があるとは思えませんが、少しばかり食感に難ありです。
なにより、なんだか気持ちが悪いので、ちぎって避けることをおすすめします。
つくしの頭が緑と白どっちを食べるか
つくしの頭の色は、成長に伴って様子が変わってきます。
頭の色が緑色のもの、白っぽくなっているもの、いろんなつくしがあるとどの状態が食べ頃なのかわかりませんよね。
つくしの頭が…
緑の時が食べ頃。
白っぽいのが良い。
茎しか食べない。
頭しか食べない。
地方や好みによって、食べ方や食べ頃はまちまちです。
どれが自分の好みなのかは、食べ比べてみるのが一番なんですが、つくしの成長とともにその様をお届けしますね。
目安になれば嬉しいです。
芽を出したばかりのつくしの頭は、淡い褐色。
このころのつくしはみずみずしくてジューシー。
つくしの胞子も目立たないからか、心なしか苦みも少なく感じます。
でも丈が小さいだけに、食べ応えは少ないかも。
だんだんと、頭が緑色になっていきます。
この緑色の部分が、胞子です。
つくしの頭のところに、ぎっしりです。
今はまだ準備段階。
茎は伸び切り、食べるところはたくさんあり、しかもみずみずしさは残ったままです。
緑色にスタンバイされた胞子に、つくし特有の苦みがあります。
つくしの苦みがたまらない!
出来たらたくさん食べたい!
という方にはちょうど良いタイミングでは?
つくしは茎が伸び切ると、自らを乾燥させて胞子を飛ばします。
乾燥したほうが粉っぽい胞子が良く飛びますからね。
つくしの隙間にびっしり入っているのは、カビではなく「胞子」。
そうとわかっていても、見た目がちょっと、ねぇ。
そんなわけで、この状態のつくしと出会ってしまったら、胞子を洗い流して食べてしまいます。
何となくくしゃみが出そうになるのでやりません。
すっかり胞子を飛ばし終えると…
まるで全開に伸ばしたストローのよう。
胞子を飛ばしきったつくしは、白っぽい状態です。
水気はなくなり、茎も筋ばって見えます。
かろうじて茎にみずみずしさが残っていたなら、頭のところが白っぽくても料理してしまいます。
私は割とこの状態のつくしが好きで、頭のカスカスな感じを噛みしめています。
つくしの頭には毒がある?のまとめ
昔から「つくしは一度にたくさん食べるな」とは言われるものの、春の味覚として喜ばれます。
毒があるなら博識な先人方は食べたりしませんよね。
つくしは華奢な姿をしていながら、むしろ栄養豊富なんです。
カロテンやビタミンEが豊富で、つくしと地中でつながっているスギナは生薬にも使われています。
どちらかというと、体に良い部類に入りますね。
でも、やっぱり食べ過ぎには気を付けたいです。