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なつめとデーツ、どちらも日本ではドライフルーツとして出回っています。
外見がよく似ているので混同したことはありませんか?
この2つの果実、デーツとなつめ違いを調べてみました。
デーツとなつめの違い
デーツとなつめってものすごく似ていますよね。
こうしてみると、もう見分けがつかないくらい。
でもこの2つのドライフルーツ、産地も木の姿も大きく違うものなんです。
では、違うところを挙げていきます。
植物としての分類が違う
デーツはナツメヤシ科
デーツはナツメヤシ科で、ヤシの木に実ります。
すごくたわわに実っていますよね、デーツは一房で1000個ほど実るそうです。
ぎっしり…。
なつめはクロウメモドキ科
クロウメモドキ科といわれてもピンときませんよね。
バラ目に属していて、つる性のものが多く、特に熱帯や亜熱帯に多いようですが、土壌や気候を選ばないのか広く分布しています。
日本には奈良時代には入っていたようで、「万葉集」にも登場します。
歴史の違い
デーツは、あのクレオパトラが愛したといわれる果実です。
原産地は、北アフリカ、ペルシャ湾沿岸といわれています。
その歴史は古く、紀元前6千年紀には栽培されていたと考えられており、聖書にある「生命の樹」はこのデーツのことではないかといわれているくらいです。
聖母マリアがイエスを妊娠中、デーツを毎日食べていたといわれています。
なつめは紀元前11世紀~6世紀ころの中国の詩集の中で、存在が確認されています。
こちらも世界三大美女の一人、楊貴妃が好みました。
デーツとなつめを混同してしまう理由
- ドライフルーツにした姿が似ているから
- デーツが「ナツメ」ヤシから採れるから
- どちらも同じように栄養素が豊富
- どちらも絶世の美女が絶賛していた果実
- どちらも甘く食感はねっとりしている
少しずつ差はあっても、やっぱりこの2つの果実はとてもよく似ています。
デーツとなつめの違いのまとめ
デーツは砂漠の過酷な環境でも育つ木、なつめはどちらかというと低い気温を好む木、どちらも適地が違うのにここまでいろいろと似ているのは面白い偶然です。
どちらも世界三大美女にそれぞれ好まれるのも、すごい偶然。
デーツを好んだクレオパトラと、なつめを好んだ楊貴妃、二人が出会っていたらなら気が合ったかもしれませんね。
そんななつめとデーツの栄養についてはこちらをどうぞ!