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梅仕事

甘酸っぱいカリカリ梅の作り方【ジップロックを使ってすぱっちゅ!】

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甘酸っぱいカリカリ梅の作り方1

小さいころから、甘酸っぱい梅をカリカリかじって食べるのが大好きです。

「添加物が入っているからやめて」と親にとめられても、好きなんだもの止めれません。

今回は青々とした青梅が手に入ったので、勇んでカリカリ梅を作ります。

目指すは、あの駄菓子に似た、おやつになるような、甘酸っぱいカリカリ梅です。

結果、そこそこ似ていて満足な出来になっています。

青~い青梅が手に入ったら、つくってみませんか?

でかわいい!甘いカリカリ梅の作り方

材料

【初日に使う材料】

  • 青梅  :700g
  • 塩   :30g
  • 砂糖  :100g
【2、3日目に使う材料】

  • 砂糖   :50gずつ
【1週間後】

  • 赤しそ :葉の部分だけ250g
  • 塩   :50g
  • お酢  :100cc

材料の砂糖のこと

梅をカリカリにしたかったら、溶けにくい砂糖を使ったほうが成功率が上がります。

一気に溶けてしまうと浸透圧の関係で、梅がしなっとなりやすいんです。

そのため数日に分けて、砂糖を追加します。

【(私が思う)溶けやすい砂糖順】

上白糖>グラニュー糖>きび糖>てんさい糖>氷砂糖

絶対カリカリにしたい!なら砂糖は氷砂糖がおすすめです。

今回はてんさい糖で作っています。

甘いカリカリ梅の作り方手順

【1日目】

  1. 青梅を洗って実を割る
  2. 塩と砂糖を全体になじませる
【2、3日目】

  • 砂糖を足す
【1週間後】

  • 赤しそを入れる
こんな手順で作っていきます。

【1日目】カリカリ梅の作り方の手順

1.青梅を多めの水できれいに洗う

甘いカリカリ梅の作り方青梅をあらう

水の中で手を動かして、水流で洗うように優しくざぶざぶ…

2度ほど水を変えて洗ったら、1時間ほどたっぷりの水に浸けておき、アク抜きします。

そのあとは清潔な布で拭くか、自然乾燥させます。

この真っ青な青さがカリカリ梅になるポイントです。

2.ヘタをとって、実を割る

甘いカリカリ梅の作り方実を割る

乾いた青梅からヘタを外し、実を割ります。

まずは実の種に向かって、8等分になるよう包丁を入れます。

甘いカリカリ梅の作り方実を蚊を割る1

出来るだけ種に沿って包丁を入れていき、実を種から離します。

口を大きく開けたジップロックの袋の上で作業して、種から離れた実を次々落とします。

甘いカリカリ梅の作り方黄色い実はきっと柔らかくなる

全部割れました、ここが一番大変です。

梅の酸で、何時間お風呂に入ってたの?!っていうくらい手がしわっしわw

でもこれをやっておくと、食べるときに「ひょいぱく、ひょいぱく」楽ちんですよ。

あまった種は捨てずに、醤油に浸すと梅醤油になります。こちらもどうぞ!

【梅の種を有効活用】梅醤油の作り方と使い方

4.1日目の材料をいれる

甘いカリカリ梅の作り方1日目の材料

青梅の実が入っているジップロックの袋へ1日目の塩と砂糖を入れます。

【初日に使う塩と砂糖】

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  1. 塩      :30g
  2. 砂糖     :100g

塩と砂糖を入れて、軽くかき混ぜたり、袋の外側から軽くもんだり全体に行き渡るようにします。

ジップロックのチャックが上になるように気をつけながら、冷蔵庫に入れます。

【2、3日目】カリカリ梅の作り方の手順

甘いカリカリ梅の作り方3日目

画像の下の方を見ると、梅酢が上がってきています。

いい調子です。

甘いカリカリ梅の作り方砂糖追加

ここに2、3日とも50gずつ砂糖を追加します。

砂糖を入れたら袋を傾けたりして、軽く混ぜます。

【1週間後】カリカリ梅の作り方の手順

今回は赤~いかわいいカリカリ梅にしたかったので、赤しそをたくさん用意しました。

【1週間後】

赤しそ    :葉の部分だけ250g
塩      :50g
お酢     :100cc

  1. 洗って水気をきる
  2. 塩を入れて揉み、出た汁を捨てる
  3. 塩を入れて揉み、出た汁を捨てる
  4. お酢を入れて発色させる
  5. 梅の袋に入れる

赤しその量だけは、正確でなくても問題ありません。

※ひと袋使うので、計ってみたら250gでした

赤しそへお酢を入れると鮮やかな赤色に!理科の実験みたいで楽しいですよ。

赤しそを洗う

甘いカリカリ梅の作り方紫蘇揉み

葉の部分だけちぎって、大きめのボウルに入れたっぷりの水できれいに洗います。

ざっくりと水を切ったら、塩を入れます。

【1回目】塩を入れてよく揉む

赤しそのアク抜き1回目

塩25g(分量の大体半分)を入れて、赤しそをぎゅっぎゅっと揉みます。

どんどん赤しそから、黒い汁と泡がでてきます。

気が済むだけ出したら、ギューッと絞り黒い汁と泡を捨てます。

【2回目】塩を入れてよく揉む

赤しそのアク抜き2回目

ギューッと絞りまくってカッチカチの赤しその塊に、残りの塩(約25g)を投入し、さらに揉みまくります。

もう水分なんて出ないだろ…と思われる赤しその塊のどこから出るのか、さらに濃い色のどす黒い汁と泡がたくさん出てきます。

気が済むまで揉んで、黒い汁と泡を出し切ったらギューッと絞り、黒い汁を捨てます。

自分が怪力なのでカッチカチになるまで絞ってしまうんですが、そんなに絞らなくても美味しくできます。

お酢を入れて赤く発色させる

甘いカリカリ梅の作り方きれいに発色

お酢100ccを入れて軽くもむと、綺麗な赤い汁が出ます。

この赤い汁と一緒に、梅が漬かっているジップロックの袋へ投入。

赤しその塊をちぎって梅の間へ散らして入れます。

2、3日に一度、まんべんなく赤く浸かるよう、袋を数回傾けながら、1~2週間くらいすると綺麗に漬かります。

甘酸っぱい!カリカリ梅の作り方のまとめ

甘いカリカリ梅の作り方のまとめ

綺麗に赤く漬かったら美味しく食べることができます。

真っ赤でかわいい!カリカリ梅の完成です!

食べてみると、あの駄菓子の甘酸っぱいカリカリ梅の味に似ています。

「すぱっちゅ!」

種がなくて食べやすい、しかもちゃんとカリカリ食感で止まらない。

添加物の心配はないけど、今度は塩分の取りすぎに注意です~。

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