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今回はつくしの下ごしらえのお話です。
庭にはびこるスギナに毎年半泣き状態の我が家。
今年はついにつくしまで顔を出し、奴の勢力は勢いを増すばかり…。
やられっぱなしではシャクだわ、
そんなわけで、本日はつくし摘みです。
こたつの上につくしを並べて、はかまとりから下ごしらえ開始。
やってみると案外簡単、子供もやりたがり手軽さ倍増です。
今晩の夕食に気軽に楽しめる春のお味はどうでしょう。
つくしの下ごしらえは簡単!
つくしの下ごしらえの手順は…
- つくしのはかまを取る
- 洗う
- アク抜きをする
簡単スリーステップでです。
気軽に春の味を楽しめる下ごしらえの方法を紹介していきます。
まずは、つくしのはかまの取り方から
つくしのはかまの取り方
つくしを摘んできたら、まずは「はかま」を取ります。
初っ端から申し上げにくいのですが、ここが一番手間のかかるポイントです。
はかまの取り方は、
はかまの先端を縦に割き、横にぐるりと回し切り取ります。
下に向かってはぎ取ろうとすると、筋に沿って茎がそぎ取られ、はかまの根元まで綺麗に取ろうとすると、そこでぽっきり折れやすいんです。
くらい気軽にむしり取っていきましょう。
気持ちよーくはかまを取っている動画を発見。
片手で次々にはかまを剥いていきます。
すごいスピード、袴とり選手権ではきっと有力選手でしょう。
手が黒くなるのが気になるなら…
手を使ってはかまをとると、どうしても指先が黒くなります。
気になるなら、ストローを使ってみてはどうでしょう。
ストローの飲み口で、はかまの上から根元に向かってそぎ落とします。
サクサク進むので、つくしをたくさん採りすぎた時もこの方法は有効です。
つくしのアク抜きは簡単
つくしはアクが強いので、てんぷらにする以外はアク抜きをします。
やり方は、はかまを取ったあと
1:洗う
たっぷりめの水かお湯に浸けて、汚れを取ります。
はかまの中やつくしの頭(胞子体)に、砂が入っていることが多いので、水を変えつつ2回くらい洗います。
つくしを天ぷらにするなら、ここでしっかり洗いましょう。
洗ったあとはそのまま揚げることができますよ。
2:煮る
多めの熱湯で30秒ほど、ゆでこぼします。
この時に少量の重曹を入れると、色が鮮やかになるそうな。
私はなぜか酢と塩を入れました。
3:水にさらす
このまま多めの水にさらしておきます。
30分くらいでも十分ですが、苦みが苦手な方は一晩さらすとより食べやすくなりますよ。
水に色がついていたら変えましょうね。
あとはつくしの卵とじ、佃煮、おひたしなどにして楽しんでください!
【おまけ】つくしのアク抜き一晩もすると…
一晩もアク抜きしなくても食べられるんですが、えぐみが苦手な家族がいるなら一晩水にさらすと良いですよ!
うちは苦いものが苦手な人が多いので、念入りにアク抜きするため一晩かけました。
おかげさまで、4歳の子供も「美味しい」と食べれるように。
もし、苦みに弱い家族がいたら、アク抜きに一晩かけてみるとよさそうです。
よ~く噛みながら苦み探しして、苦い、かなぁ?。ってくらい食べやすくなります。
つくしの下ごしらえは簡単のまとめ
つくしの下ごしらえは簡単です。
一度やってみると、きっと翌年もやろうという気になるくらい。
面倒なはかまとりも、家族と協力してやればあっという間です。
家族と話しながら、はかま取りをして、そうやって食べる春の味覚は格別ですね。
我が家では、つくしの佃煮風おひたしになりました。
今年は一晩水にさらして、アクというアクを抜きまくったつくしさん。
来年は苦みも楽しむために、摘んだ当日に楽しめる程度にアク抜きしたものも用意したいと思います。
味もさることながら、毎年悩まされているスギナに一矢を報いるに至った気がして、ことさら美味しくいただけたのでした。