※このページにはアドセンス・アフィリエイト広告を使用しています
スーパーの売り場でも、よく目にするようになったマンゴー。
見た目は同じように見えるのに、名前が違う…ということ、ありませんか?
今回は夏に美味しいマンゴーの品種別の特徴をお伝えします。
マンゴーの種類と特徴
マンゴーにはたくさんの種類があります。
スーパーで見かけた際、外見は同じように見えるのに呼ばれ方が違ったりしてしませんか?
そうなると「いったい何が違うの?」と疑問に思いませんか?
今回はそんな沢山あるマンゴーの種類ごとに、味わいの特徴や出回る時期など購入時に参考になる情報をお届けします。
アップルマンゴー
暖かくなってきたらよく見かけるマンゴーで、熟してくるとリンゴのように赤く熟していくのでアップルマンゴーと呼ばれています。
アップルマンゴーといえば、アーウィン種がほとんどですが、ほかにも種類があるので順に紹介していきます。
アーウィン種
日本で栽培されているマンゴーのほとんどは、このアーウィン種です。
そのほとんどが樹の上で完熟し、自然に落下させて収穫する「完熟マンゴー」です。
果肉はオレンジ色で良く熟した柿のようです。
アップルマンゴーといえば【太陽のタマゴ】
宮崎県のブランドで、厳しい基準を満たした完熟マンゴーです。
強い甘味となめらかな舌触りが最高です。
値段は高めですが、贈答用として喜ばれます。
出回る時期: 6~7月
ミニマンゴー
大きさが100gほどの小さい実のまま、完熟します。
甘さと舌ざわりは、普通のサイズの完熟マンゴーと同じく最高です。
市場では出回らないため、沖縄など暖かい地方では、家庭栽培されて楽しまれます。
通販で手に入れることができるようです。
食べ方は普通のサイズのマンゴーと違い、手でむいてぱくっと手軽に楽しめます。
アップルマンゴーの産地国ごとの種類
出回る時期:3~9月頃
出回る時期:10~4月頃
タイマンゴー
タイマンゴーとは、その名の通りタイ産のマンゴーのことを呼びます。
- マハチャノ種
- ナンドクマイ種
ひと口にタイマンゴーといっても、その中でも二つの種類があります。
また外見の特徴は、皮が薄く、平べったい形です。
日本では一年中流通しており、果物売り場でもよくみかける、手に取りやすい価格のマンゴーです。
よく似たマンゴーにペリカンマンゴーがあります。
- タイマンゴーのほうが黄色味が濃い
- 300~500gと大きめ
という二つの特徴があります。
マハチャノ種
ゴールデンマンゴーと呼ばれるナンドクマイ種より、少し赤みを帯びたマンゴーです。
完熟した状態で輸入されてきます。
マハチャノ種の特徴
- 大きさは300g~400g程
- 果肉の色:イエローオレンジ
- 食感:なめらかさが特徴、繊維質が少ない
- 味 :甘味も酸味も強いので濃厚な味わい
- 香り:強い
タイマンゴーのもう一つの品種である、ナンドクマイ種との違いは、マハチャノ種のほうが香りが強く、甘み、酸味が強いため濃厚な味わいが楽しめることです。
旬の時期:3~6月
ナンドクマイ種
ゴールデンマンゴーとも呼ばれている、よくお見掛けする黄色いマンゴーです。
ナンドクマイ種(ゴールデンマンゴー)の特徴
- 大きさは300g~400g程
- 果肉の色:明るいイエローオレンジ
- 食感:なめらかで繊維質が少ない
- 味 :酸味が少なく、何より強い甘みがある
- 香り:熟すほどに強くなる
とにかく強い甘みが特徴で、最も糖度の高い品種といってもいいかもしれません。
また肉厚で、食べ応えがあるのも嬉しいポイントです。
旬の時期:2月下旬~5月頃
ほかにチョークアナン種やナンカンワン種などもあります。
ペリカンマンゴー
日本に流通している、ペリカンマンゴーのほとんどは、フィリピン産のカラバオ種です。
このカラバオ種は3つの呼び名で呼ばれます。
- ペリカンマンゴー
- ゴールデンマンゴー
- イエローマンゴー
タイマンゴーのナンドクマイ種もゴールデンマンゴーと呼ばれていて、このペリカンマンゴーの主要品種カラバオ種もゴールデンマンゴーと呼ばれます。
また色味や形もぱっと見では、大きな違いが見つかりにくいため混同する要因の一つおもいます。
混同はしてもどちらも美味しいので、それほど困ることはないのですが…。
ペリカンマンゴーと呼ばれる理由は、 熟すと黄色に色づき、その果実の形がペリカンのくちばしに似ている ことからきています。
ペリカンマンゴーの特徴
- 味 :やや淡白で、甘みと酸味がバランス良い
- 食感:繊維は少なめ
- 香り:控えめ
1年中流通していて、価格もお手頃なことからなじみのあるマンゴーです。
グリーンマンゴー
おもにカリフォルニアで栽培されているキーツ種です、完熟しても果皮が緑のままな品種のマンゴーです。
中身はというと、
果肉はきれいな黄色で、美味しそうです。
キーツ種(グリーンマンゴー)の特徴
- 果肉:明るいイエローオレンジ
- 味 :甘みと酸味がちょうどよくさわやか
- 食感:繊維少なめでとろけます
ピーチマンゴー
オーストラリアで栽培されている、5品種をピーチマンゴーと呼びます。
桃のような淡いピンク色をしたマンゴーです。
ピーチマンゴーは、ケンジントン・プライド種という品種。
オーストラリアで育てられます。
まだまだ数がすくないので、価格はお高め、
しかもオーストラリアは日本と季節が反対です。
日本のお歳暮の時期に出回るため、お歳暮に喜ばれます。
- 色 :桃のような黄色とピンクの優しい色
- 食感:繊維質が少なめでなめらか
- 味 :酸味が少なく優しい甘さ
アルフォンソマンゴー
マンゴーを世界で最も生産している国はインドです。
インド産のマンゴーの中でも最高級とされているのが、アルフォンソマンゴーです。
アルフォンソマンゴーの特徴
- 味 :深い甘さがあり、酸味は少し
- 食感:繊維が少なくジューシー
収穫量の多いインドですが、日本での流通は少なく、ネットで検索してみると加工品が目立ちます。
現地インドでの収穫時期は5~6月
日本でお見掛けするのは、8月頃です。
金蜜
金蜜は「きんみつ」と読み、台湾生まれのマンゴーです。
金蜜の特徴
- 色 :濃い黄色
- 重量:300~500gほど
- 味 :甘みがとにかく強く、酸味も適度にあるので濃厚な味わい
国内でも沖縄県で栽培されていて、生産量も増えてきています。
近いうちに、手軽に手に入るようになるかもしれません。
マンゴーの種類のまとめ
数年前にはまだ珍しかったマンゴーも、
今では暖かくなると、数種類のマンゴーが手軽に手に入るようになりました。
そうなると…
どれを選んだらいいんだろう?ってなりますよね。
美味しいマンゴーの選び方と
避けたほうがいいマンゴーの特徴はこちらでどうぞ!
美味しいマンゴー選びの参考になれれば嬉しいです。