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スギナだけが生えている場所なら、スコップでもなんでもザクザク刺して草取りに励めます。
でも、花壇にスギナが生えてきた!となると話は別ですよね。
思い切りスコップを突き刺したくても、大切なアネモネや芝桜が傷ついてしまいます。
花壇に植わっているのが一年草の花の場合と、周年植わっている宿根草の場合
それぞれでの、スギナの駆除方法をお届けします。
花壇のスギナを駆除するには?
1年草の花なら、植え替えの時期は必ずきますよね。
花を植え替えるときに、終わった花とスギナも一緒に取り去ってしまおうという魂胆です。
例えばチューリップは花の時期が決まっていますよね。
春に花が咲いて、花が終わり5月か6月くらいに掘り上げると思います。
この時に可能な限り広く、深く、掘ってスギナの根も一緒に撤去してしまいましょう!
花の時期は、スギナの葉が茂って邪魔になっていると思いますが、どのみち初夏に球根と一緒に根をとってしまうんです。
葉だけブチブチちぎって景観を保ちましょう。
植え替えのたびに繰り返していると、スギナの勢いは落ちていくはずです。
「植え替え」がある1年草は、スギナの根も同時に撤去できるけど…
次は植えっぱなしタイプの花が植わっている花壇の話しです。
除草剤でスギナだけ枯らす事ってできる?
宿根草を植えている花壇に、スギナが根付いてしまっていたらこれは大変です。
もちろん、スギナの葉が見えたら即、手で抜き取る。
これを繰り返していっても、光合成の邪魔ができるので気長に続ければスギナも弱っていきます。
でも、花が植わっている土は居心地がいいのか、抜いても抜いても…なかなかの長期戦になります。
まずは人力で草取りをして、スギナの駆除に闘志を燃やすのも良いと思いますが、でも疲れたら、除草剤に頼っても良いと思うんです。
おすすめはこちら!
すごくおすすめされているので、どうして?と調べてみると
除草剤でよく売れている”ラウンドアップ”の後発品。
お薬でいうところのジェネリック医薬品的商品、効果はそのままお値段お値打ちという代物なのだそう。
効果の目玉は葉から入って根まで枯らす
土の中のスギナの根には手は出せませんが、この除草剤をスギナの葉に付ければそのまま根まで枯らしてくれる、「痒い所に手が届く」代物です。
問題は、一緒に植わっている花にかけないように。
スギナだけにかける事ができるか、ですよね。
スギナだけに除草剤を効かせる方法
紙コップなどに希釈した除草剤をいれ、筆を使ってスギナに塗ります。
スギナは葉が細いので、ペタペタ塗るのは難しいかもしれません。
一度試したけど、垂れるし、ちゃんと濡れてるか??
でしたが、午前中に塗って夕方にはしっかり枯れました。
自分の手を毒の手にします。
まず薄手のビニール手袋をはめます。
その上に軍手をはきます。
軍手を希釈した除草剤に漬けて、スギナを根元から葉先に向かってスルスルと撫でてあげます。
底を切ったペットボトルで、スギナをスポッと覆います。
ペットボトルの注ぎ口から中に向かって、除草剤入りスプレーをシュッと吹きかけます。
ペットボトルにスギナしか入ってなければ、他への散布は免れます。
- 手袋をしましょう。※特に毒手は2枚履き推奨です。
- 風のない、雨が降らない日にしましょう。
スギナへの除草剤は子供に影響ある?
除草剤をまくときに一番気になるのは安全性ですよね。
特に小さいお子さんがいると、体に悪い影響がないか心配になります。
一般に売られている除草剤は、一定の基準を満たすために公的な試験を受けています。
サンフーロンに至っては、農林水産省登録の際に安全性や残留性などの審査を受けています。
結果、人や動物にまで安全といえるそうです。
なんでも、サンフーロンの除草剤としての有効成分は、アミノ酸であるグリシンとリン酸が結びついたもの。
どうしてそんな成分で雑草が枯れるかというと、植物にしかない”シキミ酸経路”に作用して、枯れてしまうんだとか。
この”シキミ酸経路”は、植物にしかありません。
だから人間や動物には被害がないんですね。
ちなみに、土に落ちた分はそのまま吸収されず分解されるので、土にも安全です。
念のために除草剤をまいたら、雨が降るのを待ってお庭遊びを解禁したほうが、気持ちの面で気持ちよく過ごせそうです。
花壇のスギナを駆除しようのまとめ
ただでさえ厄介なスギナが、花壇にまで侵食してきたら恐怖ですね。
家も駐車場のスギナが、花壇にまで伸びてきていて背筋が凍りました。
少し生えてる時に、もっと力を入れて駆除してればよかった…
数本のスギナを見逃して過ごしたばかりに、翌年にはもう目も当てられません。
見つけたら、徹底的に、繰り返し抜き取る。
安全な除草剤を定期的に散布する。
どちらの方法にせよ、早めに暖かくなる前に早めの対処が肝心です。