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彼岸花って、鮮やかな赤い色が目を引きますよね。
涼しくなってくると、いつの間にか姿を見せる彼岸花の名前の由来と
たくさんある別名の一覧を紹介します。
彼岸花の名前の由来
彼岸花の名前の由来は、二つあります。
まず一つ目は、花の咲く時期です。
彼岸が来た頃に咲く花だから。
それから二つ目は、
彼岸花はどの部分にも毒を持っている植物です。
「これを食べたら彼岸(死ぬ)しかない」といわれた。という説もあります。
このドキッとするくらい、赤い花が彼岸の頃に咲くなんて、
ちょっと意味ありげでドキドキしますよね~。
彼岸花が咲く時期は?
彼岸が来る頃なので、9月下旬~10月上旬です。
さらに雨が降ると、一気に咲きそろう傾向にあります。
彼岸花を観にいかれるなら、雨が降った後に予定すると良さそう。
花もちはあまり長い方ではなく、見頃は一週間くらいになります。
彼岸花の別名一覧
彼岸花は別名が驚くほどたくさんある花です。
ここではその一部を紹介しますね。
- 曼殊沙華 :まんじゅしゃげ
- 死人花 :しびとばな
- 地獄花 :じごくばな
- 毒花 :どくばな
- 幽霊花 :ゆうれいばな
- 痺れ花 :しびればな
- 天蓋花 :てんがいばな
- 蛇花 :へびのはな
- 剃刀花 :かみそりばな
- 雷花 :かみなりばな
- 狐花 :きつねはな
- 狐の松明 :きつねのたいまつ
- 捨子花 :すてごばな
- 龍爪花 :りゅうそうか
- 葉見ず花見ず:はみずはなみず
彼岸花はお墓でよく見かけるうえに、毒を持っている花だというから、納得もできますね。
ここにあげた別名は、ほんの一部で方言を含めると千を超える別名があるとか!
詳しくはこちらをどうぞ!
彼岸花の名前の由来のまとめ
彼岸花の名前の由来は、何となく花の咲く時期を考えると、合点がいきますよね。
でも、ただ恐れられただけの存在ではないんです。
花や茎などどの部分にも毒を含んでいることから、その特性を活かして、悪さをする動物からお墓や作物を守ってきた、頼れる植物です。
そんな彼岸花の別名の多さにはびっくりです。
千を超える別名があるなんて!
こんなに別名が多いのには、不吉だから言葉にしたくないという気持ちから、この花を表す言葉が増えたのかもしれません。
なんだか
「名前を言ってはいけないあの人」のよう。
日本各地で咲いて、そこかしこで別名ができるなんて不思議な植物ですね。