※このページにはアドセンス・アフィリエイト広告を使用しています
子供が3歳、5歳、7歳になると考える七五三。
これまでの健康を感謝し、これからの長寿を神様にお願いします。
お参りだけで済ませる方も、祈祷をあげてもらおうかと考える方もみえると思います。
祈祷をあげる意味と、神社に納めるお金のことなど参考になれれば嬉しいです。
七五三は神社で祈祷をしてもらう
子供が無事に成長できたことを神様に感謝し、長寿を祈願するため神職の方に祈祷をあげてもらいます。
昔は「七つまで神のうち」という言葉があるくらい、乳幼児の死亡率が高く、出生してから3年位してから今の戸籍にあたる帳簿に記入されるほどだったそうです。
また、7歳になってやっと社会の一員として認められたのだとか。
七五三は「これを終えて社会に認められる」子供にとって大きな儀式だったんですね。
七五三の起源は室町時代、江戸時代の武家から広まっていったと言われています。
子供の成長を氏神様にお祈りする厳粛な雰囲気は、普段の生活とはかけ離れたものです。
この行事は、子供の健やかな成長を願っての親心が表れます。
子供の心のどこかに残っていれば、温かい思い出になるでしょうね。
七五三で神社へ用意するお金のこと
神社へ用意する封筒(のし袋)
七五三に神社で祈祷してもらうなら、初穂料をのし袋に入れて用意します。
- 水引き :紅白蝶結び
- 表書き(水引きの上):「初穂料」「御初穂料」「玉串料」
- 水引きの下 :祈祷を受けるお子さんのフルネーム
※兄妹で一緒に祈祷を受けるなら、水引の下に連名で名前を書きます。
七五三で神社や用意する初穂料その相場は?
七五三の初穂料の相場は、5000円~10000円といわれます。神社によって、3000円、5000円、7000円と規定の金額が決まっているところもあります。
また金額によって、祈祷の後にもらえる授与物の内容が違うといったところも…。
迷ったときには、神社での祈祷の予約を入れる際、一緒に初穂料についても教えてもらうといいですね。
金額は特に決まっていなくて、「お気持ちで」や「志」といわれることもあります。
そんな時は、相場で考えて5000円(~10000円)ほど包みます。
また両家のおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に行くので大人数になるから、大目に包まないと…という気づかいは必要ありません。
祈祷をあげてもらうのは、お子さんだけです。
お子さんの分の金額を包みます。
七五三は神社へお参りだけしてもいい?
結構多いと思います。
失礼のない服装で神社へお参りに行き、境内で写真を撮ってからお食事にいくというルート。
一番小さいころで、3歳の子供が主役になるイベントです。
祈祷の予約をしていても、約束の時間に約束の場所に行くことすら一苦労。
辿り着いたとしても、祈祷中じっとしていることが難しいお子さんも多いはず。
「じっとして」「静かにして」と、あまり我慢をさせると不機嫌になって、その後がまた大変になるかもしれません。
色々考えた末に、七五三の祈祷はせずに神社へお参りだけしてこよう。そうと考える家庭は少なくありません。
かくいう私の実家も、たしかお参りだけでした…
七五三には神社でお参りだけにするなら、念のために、おじいちゃん、おばあちゃんにお伺いを立ててから決めたいですね。
ご両親がこういった行事を大切にされている可能性もあります。
子供の大切な節目の日に、しこりを残しては大変です。
おじいちゃん、おばあちゃんの意見もきいてから決めましょう。
七五三は神社で祈祷をしてもらう?のまとめ
私のまわりでは、ママのお腹に赤ちゃんがいたり、子供が一人で3歳の七五三という家族は「お参りだけ」で済ませるほうが多い印象です。
また神社へは行かず、「写真館で写真を撮っただけ」にする家族も結構多いんです。
せっかく古くからある行事です。
家族で相談して、良い日にできるといいですね。