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今回はお盆のお供え物に掛けるのし紙の選び方や書き方についてお届けします。
お盆のお供えに掛けるのし紙は必要?
お盆に帰省する際、ご実家にお仏壇があれば、お供えは必要です。
また、そのお供えには、基本的にのし紙を掛けます。
のし紙は実家でも必要?
ご結婚され独立した家庭をもっているなら、お仏壇のあるご実家への帰省の際には、お供え物を用意します。
お供え物に掛けるのし紙は、お義母さんorお母さんがいらないといえば必要ありません。
でも…
- 例年よりたくさんの親戚が集まる予定のお盆
- マナーにきびしい…しっかりしたおばさんがいる。
- 親戚に礼儀正しい方がみえる
など気になる点があれば、のしはかけた方が無難です。
お供えに「のし」はおかしい!?
さんざん「のし」やら「のし紙」とお話ししておいて…なんですが、お供えにはのしは付けません。
それというのも、本来『のし』は、「のしあわび」の略です。
不老長寿の印として、慶事に使われるものなんです。
お供えに「不老長寿の印」ってなんだかおかしいですよね。
おかしいので、弔事にはのしは付けません。
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でもお葬式などの弔事でも、お相手へお渡しする品にはむき出しではなく、紙を掛けていますよね。
よく見みると、弔事用にはのしが印刷されていません。
一緒くたに「のし紙」と呼んでしまっても伝わりますが、より正しい呼び方は、弔事用ののし紙の場合「掛け紙」です。
×「お供え物なので、のし紙をお願いします。」
〇「お供え物なので、掛け紙をお願いします。」
お盆のお供えに掛けるのし紙の書き方
内のし外のしお供えの場合はどっち?
直接お渡しできるなら、誰からの品かわかるように外のしにしましょう。
お盆になると、たくさんの親戚からお供えをもらうと、どれが誰からのお供え物かわからなくなります。
またご先祖様から見ても、誰からもらったのかわからりません。
そんな「誰からだっけ?」を解消するためにも、外のしにしておきます。
お供えの水引はどれにする?
のし紙に掛ける水引ですが、結び方から色など種類がありますよね。
お供えの水引には、結び切りにします。
そして水引きの色は、地方によって違うようです。
黄白の水引 :関西、四国、中国、九州地方の一部
白黒又は双銀の水引:関東など
※関西では初盆やお葬式などは白黒の水引ですが、それ以外は黄白の水引にします。
お盆のお供え表書きはなんて書く?
水引の上に書く、表書きは宗派や状況によりさまざまですが、「御供」と書けば間違いありません。
また、お葬式の際には、薄墨で書きますが、お盆のお供えするものなら普通の黒で問題ありません。
お供えののしの書き方名前はどう書く?
水引の下に書く、名前ですが、ここはフルネームで書きます。
苗字だけにすると、親戚一同大体同じ苗字だったら見分けがつきませんよね。
のし紙をかけるだけ「無地のし」ってどう?
のし紙(掛け紙)をかけて、表書きや名前を書き入れないものを「無地のし」と呼びます。
せっかくのし紙(掛け紙)をかけるのなら、表書きも名前も書いてしまいましょう。
掛け紙をかけるのは、相手に失礼にならないように、気を払ってのことですよね。
そうして 進物の格を上げようとしているのに、無記名にしてしまうと、掛け紙をかける行為が矛盾してしまいます。
フルネームを書くと、仰々しく思えて気恥ずかしいかもしれませんが、←自分がそうでした…
失礼のないようにしたいと考えて、のし紙を(掛け紙)を掛けるなら、表書きと名前も書きましょう。
お盆のお供えに掛けるのし紙のまとめ
のし紙に書く表書きや水引のことなどは、地方によって違うので、不安があれば地方のお店の方に教えてもらうと、より間違えのないよう準備してくれると思います。
またご家庭によっても、どうしてほしいかは変わってくるかもしれません。
のし紙をかけてほしい、のし紙はなくて、そのままで良いよなど。
一番の正解はお義母さんが(お母さん)が知っていますね。