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ほおずきといえばお盆の時期に目にする、日本ではなじみ深い植物ですよね。
ぼんぼりのようなオレンジ色の実が可愛いほおずき、子供の頃によく笛にして遊んでいました。
袋のようながくの中に大切にしまわれている実が、コロンとかわいくてつい食べてしまったんだけど思ったより美味しくない。
……そんな思い出のあるほおずきですが、実は観賞用と食用があるってご存知ですか?
そんなほおずきの食用と観賞用の違いと、そのお味を堪能する食べ方のお話です。
ほおずきの食用と観賞用の違い
ほおずきにはお盆に目にする観賞用と、それ以外に食べられる種類のものがあります。
食用のほおずき
- がくと果実も黄色の種類が多い
- がくは熟すと薄手の和紙のように柔らかくなる
- 甘酸っぱくフルーティー、産地によってはメロン並みに高糖度なものも
- 80~150cmと大きな株の種類が多い
観賞用のほおずき
- がくは青から熟すとオレンジ色になり、大きくつやと張りがある
- 実も鮮やかなオレンジ色
- 実には酸味と苦みがある(腹痛を起こす恐れあり)
- 株は小ぶりなもので20cm、大きなもので100cmほどに育つ
写真で見比べてみると、やっぱり観賞用のほおずきの方が映えますね。
つやのある袋と、オレンジ色と緑のさし色が愛らしいです。
でも食べると美味しくない上に、アルカロイドが含まれているのでお腹が痛くなるかも。
食用のほおずきとは色も質感も違うとはいえ、袋に包まれている姿は似ているので間違えないようにしたいですね。
ほおずきの食用そのお味は?
食べられるほおずきは、産地や品種によって味の印象は大きく変わるようです。
十分に追熟されたものは、とても糖度が高く南国フルーツのような香りも楽しめる何とも夢のようなお味とのこと。
他にも、「桃とパイナップルとマンゴーの味がする」など、一粒で複数の果物や野菜の味や香りがするという感想も目にします。
まるでパルプンテフルーツ
同じ商品でも、追熟の具合や気象状況によって糖度や風味の変化はあるようですが、おおむね高評価。
ぜひ美味しいほおずきにあたりたいものです。
食用ほおずきは昼と夜の寒暖の差が激しいほど、甘さが増すのだとか。
夏の暑さにも弱いので、涼しい地方で栽培されていることが多いようです。
ちなみに近畿地方の我が家の庭で採れた食用ほおずきの味は…
ひと言でいうとフルーティ。
たとえるなら酸味が柔らかくなった、甘さの多いミニトマト。
果皮を破る「ぷちっ」という歯触りも小気味いいです。
でもなかには、酸っぱくて甘いピーマン味(!)もあって…
同じ株から採れたほおずきなのに、水や肥料の都合でしょうか。
そういえば、すっぱ甘いピーマンにあたったころは、昼も夜も涼しく過ごしやすかったような…。
自分の家でも食用ほおずきの味は楽しめますが、お取り寄せで購入するほおずきならより美味しく、失敗は少ないはずです。
ほおずきの食用での食べ方
ドライフルーツは比較的手に入りやすいのですが、青果は産地が近いかわざわざ取り寄せるかしないと手に入りません。
みずみずしい果実が手に入ったら、まずはそのままいただきたいとろこです。
産地によっては本当に甘くてフルーティー。
ぜひぜひそのまま、ぱくっといきましょう。
他にもお菓子やジャムに、いろんな食べ方があります。
生でそのまま
フルーツのようにぱくっと
サラダのトッピングにしても、料理に添えても映えます。
加工して楽しむ
- ジャム
- ケーキのトッピング
- 手作りアイスに混ぜ込む
ドライフルーツを入手
- ゴールデンベリー
- インカベリー
そんな名前で、スーパーフードとして流通しています。
- 少し細かくしてパンに混ぜ込む
- ヨーグルトにトッピングする
いろんな楽しみ方はありますが、個人的に一番好きなのは「そのまま食べる」です。
サルサソースの主材料です。
ほおずきの食用と観賞用の違いのまとめ
ほおずきは食用も観賞用もどちらもかわいいです。
提灯みたいに袋に入っているところがかわいいんですよね。
ドライフルーツのほおずきは
- ゴールデンベリー
- インカベリー
なんて名前でスーパーフードとして登場して手に入りやすくなっていますが、生で食べられる食用のほおずきはなかなか手に入りません。
産地では道の駅などにおいてあるそうで羨ましいです。
そうでなければ、主な入手方法は通販でのお取り寄せがメインのようです。
ちょっとお高いのですが、プロが作るほおずきは美味しそうです。
家庭菜園をされるなら、自宅での栽培はおすすめですよ。
見て楽しい、食べて楽しい、育てて楽しいほおずきのお話しでした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
楽しいほおずきライフを!