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映画化もされて、本もたくさん出ているターシャ・テューダーさん。
たくさんの写真と、ターシャの語る印象的な言葉で綴られた本はどれも素敵です。
亡くなられた今でも、ターシャの庭や家は残っているそうですが、アメリカのバーモンドへはなかなか気軽に行けません。
そんななか、岐阜に日本版ターシャの庭があると知りゴールデンウィークを使ってお邪魔してきました。
生前のターシャ・テューダーに承諾を得て作られたという庭や家には、ターシャの世界がいっぱいです。
歩いていると、庭の手入れをしていたターシャがひょっこり出てきそう。
そんなターシャの庭がある、岐阜県可児市「花フェスタ記念公園」に行ってきました。
日本版のターシャの庭
この見るからに元気な緑に囲まれているのがターシャの庭ゾーンです。
この中にターシャの家もあるのですが、植物が元気すぎて遠目で確認しにくいくらい生い茂っています。
育っている植物にとって心地いい環境なんでしょうね。
入口を彩る”こでまり”も綺麗です。
本場のターシャの庭は、一年の中の3か月以外はそり遊びができるというくらい寒い地域、ここ岐阜県とはずいぶん気候的に違うので、適応する植物もかなり変わってくるはず。
そんな中で再現されたターシャの庭、とても楽しみです。
ターシャの庭in岐阜
ターシャの庭がある花フェスタ記念公園
ここで、日本版ターシャの庭がある岐阜の花フェスタ記念公園の基本情報です。
所在地:岐阜県可児市瀬田1584-1
料金 :バラまつり開催中は1000円、期間外は520円
休園日:毎週火曜日※火曜が祝日の場合翌日休園
(バラまつり期間中は無休)
駐車場:無料で用意されています
中央自動車道、多治見インターから約20分
バスの本数など詳しくはこちらをどうぞ
花フェスタ記念公園へのアクセス(公式HP)
80.7haという広い敷地の多くを占めるのはバラ園。
不思議の国のアリスを思わせるくらい、たくさん数、種類のバラが植わっています。
春と秋のバラの季節になると見ごたえがありそうです。
ターシャの庭にもあった植物を発見!
ターシャの庭ゾーンは、木で組まれた柵に囲まれています。
バーモンドにあるターシャの家の周りも、鶏から植物を守るために木で作られた柵があります。
こんなところから忠実に再現していると思うと期待が高まります。
では、いよいよ入り口からお邪魔します。
季節柄、入り口には元気に茂ったコデマリがお出迎えしてくれました。
ターシャの家に着く前に、ターシャの本にもあった植物を発見できて思わずパシャリ。
ターシャも育てていたジギタリス(ターシャが呼ぶところの”狐の手袋”)を発見!
ターシャの家に続く草原には、デージーが群生していました。
日本版のターシャの庭にも、機嫌よく咲いています。
淡い色のパンジーを発見!
定番のものより、淡いグラデーションのかかったパンジーをたくさん咲かせていた印象があります。
木製のプランターに植わっているスイスチャード
下にはワイルドストロベリー、少し奥にはボリジがさりげなく咲いています。
どの植物も元気に、心地よさそうに育っています。
ワイルドストロベリーなんて、ここだけでなくいたるとこにたくさん茂っています。
ランナーで増えたのか、実が落ちてこぼれ種で増えたのか気に入った場所で機嫌よく増えている様子です。
ターシャの家はギャラリー&ショップ
やってきました日本版、ターシャの家です。
外観も寄せ植えやリースなど、自然を愛する「ターシャ・テューダーの世界」の雰囲気たっぷり。
中に入る前からわくわくします。
入り口近くにある”かめ”もおしゃれ。
家の中に入ってもわくわくはそのままです。
建物に入ってすぐに目につく、突き当りにはこんな素敵な一角が。
ターシャのトレードマークであるコーギー、暖炉、糸車があり「本で見たターシャの世界だ~!」と感動です。
ギャラリーには貴重な品がたくさん!
暖炉の近くに飾られたお洋服。
こちらはターシャ・テューダーの手作り。
信じられないけれど、実際にご本人が羊の毛を紡ぐところから手作り(!)されているものだそうです。
羊の毛から作っちゃうのもすごいけど、ちゃんとお洒落なのが本当に素敵!
ターシャお手製のショールのほかにも、ここでしか見れない貴重な品はまだまだあります。
特におすすめなのが
【ターシャの家の見どころの一部】
- ターシャ手編みのショール
- デッサンや水彩原画
- ターシャ愛用のメガネ
- ターシャの使っていた懐中時計、裁縫道具
ターシャ本人が作った作品、愛用していた貴重な品々はほかにもたくさんあり、さりげなく飾られている品が実はすごい価値のあるもので驚きます。
お店の方に聞いてみると案内してくださるはず。
ギフトショップはディスプレイも素敵です
たくさんの愛蔵品を見ているだけでも楽しいのですが、ショップにもなっているので、実際に購入できるものもあります。
飾り棚などディスプレイはすべて手作りされているとのこと。
センスに脱帽です。
どれか一つでも家にあると、憧れのターシャの本の中で見たスローライフに近づきそうです。
でもどれも素敵で迷ってしまい目が回る…
ターシャの家の最奥には、ターシャ・テューダーの関連本がたくさん!
この本コーナーがレジになっています。
ステキな雑貨で目が回った後で、今度はたくさんのターシャさんの本。
中には本屋では見たことのない本もあって、ここでも目が回りそう。
ターシャの庭を楽しめるテラスも素敵
ターシャといえば、アフタヌーンティーを楽しむ姿が印象に残ります。
気に入っていたのは庭の花を楽しめるテラス。
日本版のターシャの庭にも、ターシャがお茶をのみ過ごしそうなテラスがありました。
雰囲気がとても素敵だったので、ぜひ見比べていただきたい。
まずは、バーモンドにある実際のターシャのテラスがこちら
日本版ターシャの庭のテラスがこちら
ちなみに店内のディスプレイだけでなく、このテラス(ウッドデッキ)も手作りで用意されたんだそうです。
可能な限り手作りで用意するターシャの精神を感じます。
飾られた花も、クロスもかわいい!
抜いた草をいれたバケツすらかわいく見えます。
もはや病気でしょうか。
日本版ターシャの庭in岐阜
岐阜に作られているターシャの庭は、実際にターシャさんに相談し了承を得て作られたそうです。
ターシャの庭や家を再現するために、幾度も足を運んだのだとか。
庭のハーブも花も野菜も、過ごしやすい場所でのびのびと育っていて、ガーデナーである前にナチュラリストであったターシャの庭の作り方を思わせます。
家の中もターシャのコーギーコテージを思わせる雰囲気。
今にも「あら、お客さんだわ」とターシャさんが声をかけてくれそうな、そんな空間でした。
本場のバーモンドにあるターシャの庭へ見学に行くのはむずかしそうですが、日本版のターシャの庭には頑張れば、またこれそうです。
今回は5月に行きましたが、次は別の季節に。
ゆっくり流れるターシャ・テューダーの世界を楽しみに、お邪魔したいと思います。