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梅仕事

梅ジャムの作り方~えぐみが出ないようにするには…

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梅ジャムの作り方

梅が出回る季節になりましたね。

ちょっと傷んでいて、梅干しや梅ジュースにするには躊躇するような梅はありませんか?

そんな梅は、ジャムにしちゃいましょう。

傷んでいるところは切り取って、捨てるところは最小限にできます。

完熟梅でも青梅でも、美味しくできますよ。

 梅干しや梅ジュースとは違い、梅ジャムは作ったその日から美味しく楽しむことができます。 

梅ジャムの作り方

梅ジャムを作る際の材料は、梅と砂糖のみです。

梅は、完熟梅でも青梅でもどちらでも美味しくできますが、作るのが簡単なのは完熟梅の方です。

完熟している梅のほうが、もともとのアクが少ないので、アク抜きの作業が少なく済みます。

また果実自身が薫り高いので、出来上がりもフルーティーで甘い香りがし、酸味やえぐみも少なめなので、青梅よりお砂糖を少なめにつくっても、美味しくできます。

青梅はアクが多いのですが、その分すっきりとしたフレッシュな美味しさを味わえます。

手間はかかっても、この風味は完熟梅には出せません。

それぞれに使う砂糖の量の目安と、作り方の手順を紹介しますね。

材料

完熟梅の場合

梅といえば南高梅

  • 完熟梅:500g
  • 砂糖 :250g

砂糖は梅の半分程度の量でつくると美味しかったです。

出来上がりがフルーティーな香りなので、きび糖などコクのある砂糖が合います。

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青梅の場合

青梅を使った梅ジャム

  • 青梅:500g
  • 砂糖:350~500g

青梅のほうが酸味があるので、砂糖は多めにすると美味しくできます。

白いお砂糖を使うと、出来上がりが綺麗な緑色になります。

砂糖の量は完熟梅も青梅も味見をしながら増量OK

梅ジャムの作り方の手順

  1. 梅を綺麗に洗い、ヘタを取ります。
  2. アク抜きのため、たっぷり目の水と一緒に火にかけます。
  3. 手を入れて熱いと感じたらお湯を捨てて、水を入れ替えまた火にかける
    完熟梅は×2回ほど、青梅は×4回ほど繰り返します。
  4. 梅をざるにとり、種と果肉を分けて包丁で細かくします
    フードプロセッサーを使ってなめらかにしても美味しいです
  5. 鍋に梅の果肉と砂糖の半分をいれ煮立たせる
  6. ぐつぐつして来たら残りの砂糖を加えて10分ほど煮る
    アクが出てきたらこまめに取ります(※特に青梅)
  7. 消毒した保存容器へ入れます
    冷めたら固くなるので、少し柔らく感じる固さでもOKです

青梅を使うと梅ジャムにえぐみが出る?

青梅を使う場合はアクが多いので、うまく取り除けていないと、出来上がった梅ジャムにえぐみが出る場合があります。

アク抜きの作業は大変ですが、手を抜かず頑張りましょうね。

青梅のアクが抜けているかどうかは、少しかじってみるとわかりやすいです。

うまくアクが抜けていたら、かなり苦みが減っています。

お腹を壊すといけないので、ほんの少しにしてくださいね。

また煮立たせている間も、こまめにアクを取り除きましょう。

念のため保存容器に入れる前に味見をしてみてくださいね。

出来上がった梅ジャムのえぐみがひどかったら

うっかり保存容器に入れてしまって、「いざ食べてみたらえぐみがひどかった」場合は、もう一度ぐつぐつしてアクを取りましょう。

梅ジャムを鍋に移して煮立たせます。

煮立たせている間、アクが出てくるので、こまめに取りましょう。

さらに少しレモン汁を加えても、食べやすくなりますよ。

梅ジャムの作り方のまとめ

今年はどんな梅が手元に届きましたか?

青梅でも完熟梅でも、傷んでいても梅ジャムならどんな梅も美味しくいただけます。

甘酸っぱい手作りの梅ジャム、美味しくできるといいですね!

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