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クリスマスになるとこんな葉っぱ、見かけませんか?
クリスマスケーキの上にも、
クリスマスリースにも、
クリスマスのイラストにも、
いろんな場面で、よく見かけますよね。
このトゲトゲした葉っぱの名前と、そんな葉っぱを飾る意味についてお届けします。
クリスマスに見かける葉っぱの名前は?
クリスマスになるとよく見る葉っぱ、その葉っぱがトゲトゲしているなら、名前は「ヒイラギ」です。
正式には「セイヨウヒイラギ」
「クリスマスホーリー」とも呼ばれます。
寒くなると真っ赤に熟す、赤い実が特徴です。
日本では「ヒイラギ」と呼ばれる植物が、複数あります。
- セイヨウヒイラギ :赤い実をつけるモチノキ科
- ヒイラギナンテン :青い実をつけるメギ科
- ヒイラギ :黒い実をつけるモクセイ科
- ヒイラギモクセイ :実はならない モクセイ科
「ヒイラギ」と一口にいっても、たくさんの種類があります。
この中でも赤い実をつける、クリスマスによく見かけるヒイラギは、「セイヨウヒイラギ」だけです。
節分になるとイワシと一緒に飾るのは、黒い実がつく方の「ヒイラギ」ですね。
クリスマスにトゲトゲした葉っぱを使う意味
クリスマスになぜトゲトゲした葉っぱ、ヒイラギをよく見かけるのかというと、
キリストが生まれたあとで起こった、あるエピソードに由来します。
当時、ユダヤの王様だったヘロデ王は、イエス・キリストの誕生を知ります。
同時に、自分の立場を脅かす存在が生まれたと思い、必死になってキリストを探します。
「必至」と書いて、必ず至るという文字通り、その地方一帯で産まれた2歳以下の幼子を全員殺害するくらい、もう血眼です。
イエス・キリストとお母さんのマリアは、一生懸命逃げましたが、あるとき、ついに追い詰められます。
そこで身を隠した先が、「ヒイラギ」の茂みの中です。
マリアとイエスの隠れみのになったヒイラギは、その存在を隠すようにムクムク成長し覆い守ったといわれます。
ちなみにヒイラギは、この出来事をきっかけに、常緑樹になったともいわれています。
そんなエピソードをもつ、イエス・キリストとの縁の深いヒイラギですが、他にもクリスマスに登場する理由があります。
※イエス・キリストは十字架を背負うことによって、人々の罪も一緒に背負ってくれたと言われています。
このことを恵みとありがたく思うと同時に、救世主につらい思いをさせてしまったことを忘れてはいけないという戒めの意味もあるのだとか。
日本でも節分になると、ヒイラギとイワシを一緒に玄関に飾り”厄除け”しますよね。
これには、ヒイラギのトゲトゲが悪いものを遠ざけるとされるから。
「鬼の目を刺す」なんて言われているんですよ。
クリスマスに見かける葉っぱの名前のまとめ
クリスマスによく見かける葉っぱで、トゲトゲしていたらそれは「ヒイラギ」です。
正しくは「セイヨウヒイラギ」、また「クリスマスホーリー」なんて、素敵な名前で呼ばれたりします。
ヒイラギを用いられる理由は、
- キリスト教でいう永遠の命と愛の象徴
- イバラの冠の象徴
- 魔除け
単純に、葉の緑と赤い実がクリスマスカラーになるから!
という理由だけではなかったんですね。
では悪いものが寄ってこないよう、ヒイラギをたくさん飾って