クリスマス時期になると、
ケーキの飾り
クリスマスツリー
リース
寄せ植え
などなどに赤い実をよく見かけますよね。
今回は、そんな赤い実の名前と、
クリスマス時期に、この赤い実を飾る意味をお届けします。
目次
クリスマスに飾る赤い実の名前は?
クリスマスになるとよく見かける赤い実の名前を紹介していきますね。
まずはクリスマスの代表選手。
ヒイラギ
クリスマスといえば、ヒイラギですよね。
クリスマスケーキの上にも、ちょこんと乗っていたりします。
鮮やかな緑の葉と、たくさんの赤い実でクリスマス気分が盛り上がりますっ
そんなヒイラギは、キリスト教と縁の深い植物です。
クリスマス時期になると、赤い実はたくさん見かけますが、 最初にヒイラギを紹介するには理由があります。
それはまた後ほど、赤い実を飾る意味のところでお話しますね!
サンキライ
別名、「サルトリイバラ」と呼ばれる、つる性の植物です。
つる性なので、クリスマスリースに使いやすいため、リースで見かけることも多いかもしれません。
日本に昔から生えている植物で、柏餅もその昔はこのサルトリイバラの葉を使っていました。
葉っぱが青いときは、お餅を包んで、
実が赤くなるとリースに最適、
まったく、デキる植物です。
イイギリ
ブドウのような房状に、赤い実がたわわについていたら、それはイイギリかもしれません。
実をつける姿が南天に似ていることから、別名「ナンテンギリ」とも呼ばれます。
何しろ赤い実がたわわについているので、クリスマスに飾るドライリースに入れると、めちゃくちゃおしゃれです。
なぜ動画?とお思いですかね…
それは、良き画がなかったんです…
でも、イイギリの赤い実を食べるムクドリ、かわいいです。
イイギリの実がたわわすぎて、ムクドリ食べ放題です。
チェッカーベリー
別名「ヒメコウジ」とも呼ばれます。
園芸店では、寒くなってくるとよく見かけます。
ゴールドクレストなどと一緒に、クリスマス風の寄せ植えにするのはもちろん、
ハボタンなどと組み合わせて、お正月の寄せ植えにも活躍します。
品種改良なのか、粒の大きい苗がたくさん売られるように、なってきているような…
園芸の話しばかりになってしまいました。
クリスマスベリー
別名、ナギイカダ
葉の質はしっかり硬く光沢があり、赤い実は通年通して楽しめます。
寒くなると赤い実が多くつくので、クリスマス時期にぴったりです。
葉も赤い実もコロンとしていて、ちょっと北欧っぽくないですか?
ムーミンの世界に出てきそう…と思いきや、地中海沿岸が原産なので、乾燥に強く、丈夫で育てやすいそうです。
クリスマスに赤い実を飾る意味は?
クリスマスに赤い実を飾る意味は、キリスト教の考えによるものです。
キリスト教では、 イエス・キリストの受難のおかげで自分たち人間が救われた と考えています。
またこの「受難」を忘れないために、
- イエスがかぶったイバラの冠を象徴する、トゲトゲの葉
- イエスが流した血を象徴する、赤い実
この二つを備えた「ヒイラギ」を、クリスマスに飾るようになりました。
クリスマスに赤い実を飾る意味は、「イエス・キリストが流した血」を表しています。その他の赤い実
オーナメントの赤いボールも
同じように「イエス・キリストが流した血」を表しているとされます。
ちょっとした衝撃を受けますが、
キリスト教では、イエス・キリストの受難により人間の罪を背負ってくださったため、人々は救われたと考えるようです。
だからイエス・キリストが流した血は、救いの象徴ともいえます。
ありがたいものであり、決して忘れてはいけないものなんですね。
ヒイラギの赤い実は食べないほうが良いです
話しは変わりますが、
ヒイラギの赤い実は、食べないほうが良いです。
赤い実をみると『食べれるのかな』って思うのは、食いしん坊の私だけでしょうか。
ヒイラギの赤い実は、その昔、コレラや赤痢など、腸の病気に活用されていたようです。
とはいえ、むやみに食べないほうがよさそうです。
製薬会社のMSDでは、セイヨウヒイラギの実は胃腸炎を起こす可能性があるとしています。
なにより、美味しくないのでパクパク食べることはないと思いますが、念のため小さいお子さんの手の届かないところに、飾ることをおすすめします。
クリスマスに飾る赤い実の名前のまとめ
クリスマスに見かける赤い実の名前を紹介しました。
「この赤い実をつける植物、なんて名前なんだろ?」
の疑問を解消できていたら嬉しく思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
それではみなさん、よいクリスマスを、
クリスマスにヒイラギを飾る、もっと詳しい理由を知りたい!
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