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秋分の日って、「お彼岸」ってなんだろ?
そんな疑問を解消します。
太陽の動きから日付が決まる、秋分の日が「お彼岸」と呼ばれる。
今では当たり前のように祝日になっている、その理由についてお届けします。
おいでませ。秋分の日。
秋分の日の意味と由来
秋分の日の意味は大きく分けて2つ
- 季節の変化に則した暦の節目”二十四節気”のひとつ
- 先祖を敬い、亡くなった人をしのぶ日
秋分の日のように暦にある節目は、太陽の動きによって作られたものです。
もとは中国で作られたものなので、厳密にいうと少しずれているところもありますが、農業をはじめ自然と寄り添って生きている私たちにとっては、昔から季節を感じるとる頼れる目安になっています。
秋分の日の意味1:二十四節気の一つ
秋分の日は、夏至、冬至と同じように、季節の節目を示す二十四節気の一つです。二十四節気は太陽の動きをもとに、作られています。
太陽が移動する道筋を「黄道」と呼び、その黄道を24で分けた節目が二十四節気です。
太陽の動きから見ると、秋分の日は太陽が丁度東から昇り、真西に沈みます。
仏教では西方浄土といって、西に極楽があるといわれていいて、真西に太陽が沈む秋分の日は仏様に祈りをささげる最適な日といわれます
秋分の日の意味2:その趣旨は…
秋分の日の趣旨は、国民の祝日に関する法律によると、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」こととされています。
仏教だけでなく、法律によっても仏様に祈りをささげる最適な日とされているんですね。
秋分の日の意味3:お彼岸
秋分の日の3日前の日を「彼岸入り」、三日後を「彼岸明け」と呼び、秋分の日を含めた7日間をお彼岸と呼びます。
仏様に祈りをささげる最適な日に、ご先祖様を供養するため、お墓参りに行くご家庭も多いのではないでしょうか。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、暑さも和らぎしのぎやすい気候になってきます。
お墓参りも体調を崩さずに、いけそうですね。
秋分の日が祝日になった理由は
今は当たり前に感じる、秋分の日が祝日であるということ。
ただただ、昼夜の時間がほぼ同じ日になる記念に、祝日になったわけではありません。
もともとは、、宮中での儀式「皇霊祭」が行なわれる日を祝日として、制定されていた んです。秋分の日の由来と祝日になった理由
今では”象徴”とされていますが、昔からこの日は歴代の皇族を祀る儀式が行われていました。
この儀式が、秋分の日のもととなります。
この「皇霊祭」は春と秋に行われ、秋に行われるのが「秋季皇霊祭」と呼ばれる祝日です。
戦後からは名前が変わり、秋分の日となりましたが、
この日が「祝日」であり、「お彼岸」と呼ばれ、ご先祖様をしのぶ日とされている由来の一つです。
秋分の日の意味と由来のまとめ
秋分の日になると「お彼岸」といって、お墓参りにいきます。
それからおはぎを作って、お供えもします。
ご先祖様をしのぶには最適な日、とされる理由は、西にある浄土へお日さまが入っていくからなんですね。
また戦前まで神のようにあがめられていた、歴代の皇族を祀る儀式が行われていたからでもありました。
二十四節気は季節の節目、節目にめぐってきますが、1年の中で一番好きな節気が、秋分の日です。
昼と夜の時間が、ほぼ同じ長さになる日とされていて、この日を境に夜の時間が長くなり秋が深まります。
朝は涼しい風が吹き、夜は虫の音とともに心地よい風が吹きます。
暑がりなわたしにとって、夢のような時間がやってきます。
おいでませ、秋分の日。