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結婚後のお盆になると、連休が取れる家庭は、お互いの実家へ顔を出すことが多いですよね。
帰省先のご実家にお仏壇がある場合は、お供え物が必要です。
またお仏壇のあるご実家なら、お盆には親戚が集まりやすいので、手土産は喜ばれます。
進物には、贈る人の気持ちがこもっています。
お供え物、手土産どちらにどんな気持ちがこもるものなのか、それぞれの意味を紹介します。
お供え物と手土産の違い
お供え物とはどんな意味があるの?
お供え物とは、本来は神様仏様、またご先祖様へ捧げられる、宗教儀礼の儀式です。
お盆には地獄の窯の蓋が開いて、ご先祖様が帰ってきます。
魂はお墓から、各家庭のお仏壇に帰ってきているのだとか。
一年に一度お仏壇に帰ってきたご先祖様に、故人が好きだったものやお線香、美味しいものを捧げる意味を持つのがお盆のお供え物です。
手土産をお渡しする意味は
お盆といわず、実家へ寄らせてもらったらお渡しする手土産。
これには「しばらくお世話になります」という意味があります。
実家が遠方にある方は、帰省するだけでも大変かもしれません。
でもお迎えする側も、何かと気苦労があったりします。
もしも帰省した家族がお泊りしていってくれるなら、客間をいつもより念入りに掃除しておきますし、お布団を干しておいて、食事のこともいろいろと考えてもらっていると思います。
そんな親戚一同が一年に数回、どっと押し寄せられたらと考えると……。結構大変ですよね。
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手土産とお供え物お盆はどちらも必要?
どちらも必要になるのか、一つでいいのかは帰省先の実家によります。
ただお供え物と手土産は、どちらも意味合いが違う為、両方用意するほうが一般的なようです。
今回のお盆が、結婚後初めての帰省になるなら、両方を用意したほうが間違いがありません。
はじめの年に、どちらも渡してみて、ご実家の様子を見て判断しましょう。
「あら、ご丁寧に、ありがとう」
だったら来年からも、両方用意しましょう。
「ご丁寧にしてくれてありがとう。悪かったねぇ、持って帰ってくれるなら片方で十分よ」
といわれたら、来年からは片方にしても良いかもしれません。
その場合は、常温で置いておいても問題のない、お供えにもなり手土産にもなりそうな品物にします。
また他の親戚を習っても良いと思います。
お義母さんが「どちらか一つで十分よ」とおっしゃっても、他の親戚たちが両方お渡ししていたら、翌年も両方用意しましょう。
翌年、自分たちが手土産だけお渡しして、他の親戚たちは手土産に、お供え物も用意されていたらすこし気まずいです。
さらにお義母さんが昨年おっしゃった「どちらか一つで十分よ」を忘れていたら……戦慄が走ります。
お盆のお供え物と手土産の違いのまとめ
お盆時期になるとお仏壇のある実家では、親戚は集まるわお中元や手土産などで食品が集まるわでにぎやかになりますね。
自身が育った実家では、お供え物と手土産を一緒くたにし、菓子折りをひとつ持って帰るだけで足りたかもしれません。
でも結婚して初めてのお盆の場合、ご主人の実家ではどうなのかはわかりませんよね。
同じ贈り物に見えても、お供え物と手土産では、それぞれ違う意味があるので、両方を用意するほうが一般的です。
夫が「そんなのいらないよ。かしこまりすぎても気を遣わせるから何も用意しないでほしい。」と止めに入っても、初めてのお盆の場合は用意しておきましょう。
男の人は名字が変わるなど、結婚して何かが大きく変わることが少ないので、実感がわきにくいかもしれませんが、結婚する=独立した家庭になったということです。
礼儀を尽くしておいて損はありませんし、もし礼儀を欠いてしまっていたら、内心で非難されるのはお嫁さんです。悲しいことに。
※夫の指示であっても!!
でも、礼儀を尽くしてくれるならお嫁さんの株はあがりますよ。
夫の実家も夫の性格は見抜いていますから、「お嫁さんがちゃんとしてくれたんだ」とわかってくれています。
お盆の帰省が楽しみなお嫁さん、ちょっと気後れしてしまうお嫁さんと色々だと思います。
できれば楽しいお盆が迎えられますように。