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青森の方では、杏(あんず)で梅干しを漬けているそうです。
そのままで食べても美味しい杏を、さらに梅干しに…、どんな味がするんだろう…
あ、よだれ…
お酒にしても、梅酒にするか杏露酒にするか。
ドライフルーツにしても、ドライマンゴーにするかアプリコットにするかで迷います。
あの甘酸っぱいうえにフルーティーな杏、梅干しにした杏もぜひ食べてみたい!ひそかにでも強く思っていたのです。
そんな折、6月に入りスーパーで珍しく杏を見かけました。
完熟梅とはまた違った、甘みをまとった香りにヤラれ、思わず購入。
「これであんずの梅干しが作れる~」
あんずの梅干しは初めて作るので、分量をどうするか、いろいろ調べてもそれぞれの作り方があるようで迷います。
どうも、うめぼしと同じように作ると見かけるので、他の梅と同じように漬けてみました。
あんずの梅干しの作り方と材料
あんずの梅干しの材料
- あんず :700g
- 塩 :70g
- 砂糖 :150
- ジップロック
- アルコール適量※殺菌用
【おぼえがき】
塩は伯方の塩、砂糖はきび糖、殺菌用のアルコールにはホワイトリカーを使用
【一週間後に入れる赤しそ】
- 赤しそ :ひと袋
- 塩 :小さじ6
あんずの梅漬けの作り方
梅干し、梅漬けの作り方と同じです。
ひとつ違うことといえば、生でも美味しく食べることができる杏子は、アク抜きの時間を取らなくても良いということ。
梅干し作りよりさらに手軽に作ることができます。
- あんずを洗ってヘタをとる
- ジップロックとあんずにアルコールをまとわせる
- ジップロックにあんず→塩→砂糖を入れる
- ジップロックの空気を抜いて一週間ほど置く
- よく揉んでアクを抜いた赤しそを入れ2週間ほど漬けておく
では手順を紹介してきます。
あんずの梅干しの作り方手順
あんずを綺麗にする
たくさんの水であんずを洗い、清潔な布で拭くか自然乾燥させたら、ヘタを取りです。
大きなヘタは手で、小さなヘタは竹串か、つまようじで果肉を傷つけないように丁寧に取ります。
消毒する
ジップロックとあんずそれぞれに、アルコールを行き渡らせます。
私はジップロックにアルコールをいれて、内側にまんべんなく行き渡ったらそのまま、あんずをいれたボウルに、アルコールを流します。
アルコールを入れたボウルの中で、あんずを転がして殺菌。
殺菌できたあんずから順に、ジップロックの袋へ入れていきます。
ヘタの部分から腐りやすいので、アルコール殺菌後、分量の塩をヘタに入れ込んでおけばなお安心です。
ジップロックにすべて入れる
あんずの入ったジップロックへ塩を入れ、袋を傾けたり袋の上から優しくもみんだりして塩を全体に行き渡らせる。
砂糖をいれて同じように行き渡らせる。
袋の空気を抜く
袋の中に空気がない方が、腐ったりカビたりする失敗は少なくなります。
なので私は、袋から徹底的に空気を抜いてしまいたいと思い、布団圧縮の要領で空気を抜いてしまいます。
袋にストローをさしたら、ストローの部分以外のチャックをしっかり閉めます。
ストローを使って、袋から空気を吸い出します。
最後は吸い出しつつ、ストローを袋から引き抜きすかさず袋をチャック。
アルコール消毒をしているので、酒気がします。
お酒に弱い方、未成年の方にはおすすめできません。
このまま一週間放置して、梅酢ならぬ杏酢が上がってくるまで待ちます。
赤しそを入れる
しっかり杏酢があがって、タプタプになってきたらそこによく揉んだ赤しそを入れます。
赤しそをいれて二週間ほどすると、杏も赤く染まってきます。
赤しそを入れる??と思った方はこちらをどうぞ!↓↓
土用干しをする
土用干しをすると、長期保存が可能になります。
1年以上、長く楽しみたいなら1年の中で一番暑い時期とされている”土用”に干します。
土用の時期は、7月下旬から8月上旬といわれますが、地方によって「1年で一番暑い時期」は違うのでは?
日付にこだわらず、あつーい時期に干します。
どうやってするもの?と疑問をもったらこちらをどうぞ!↓↓
あんずの梅干しの作り方のまとめ
杏の梅干しも、梅と同じように漬けるだけで完成します。
塩漬けして、好みに応じて赤しそを入れて干すだけ。
梅は酸味が強いから、塩で漬けるとお酢がたくさん出てきますが、あんずはそのままでも食べることができるので、『ちゃんと水分が出てくるかな』と心配でした。
が、取り越し苦労で、むしろ梅の倍くらい果実から水分が出てきて安心しました。
そんな意味で、あんずで作る梅干しは、梅でつくるよりもトラブルの心配がすくないと思います。
杏にも品種があるから、言い切れないかもしれませんが…。
余談ですが、梅も杏も完熟していると、すごくフルーティな香りがします。たまりません!