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私のずぼら庭はついに、チャービルの群生が成功。
昨年、苗から庭へ地植えした一株のチャービルから、種がこぼれて1m四方チャービルでいっぱいになったのです。
ありがたや~
何を植えても消滅させてしまう、庭仕事のセンスのない自分の庭でも元気に育つ植物を紹介します。
今回はチャービルの育て方を中心に、取り扱いの注意点や栄養、効能、花言葉に触れていきます。
かわいいハーブチャービルの育て方
チャービルは種から育てることをおすすめされることがほとんどです。
もしも苗が手に入ったら、根を傷つけないように、ポットの土をそのままに優しく植え付けをしましょう。
チャービルは種まきがおすすめ
チャービルはセリ科なので、根が傷つくと思うように生育しません。
種まきのほうがおすすです。
発芽には光をたくさん必要とします。
かぶせる土は少なめに、芽が出るまでは特に水を切らさないように気を付けます。
種まきの時期
- 春 :4~6月
- 秋 :9~10月
チャービルが好きな環境
- 日当たり :半日陰
- 土 :水持ちがよく、肥沃な土
- 肥料 :元肥をしっかりしていれば追肥は不要
※元肥は堆肥と腐葉土を土に混ぜ込みます(1m四方の土に3ℓほど) - その他 :風通しの良い場所
- 水やり(地植え) :地植えならほとんど不要
※雨が降らない日が長く続くときは水やりします - 水やり(プランター):土が乾いたらたっぷりあげます
チャービルの花言葉
- 正直
- 誠実
- 真心
- 慎重な恋
花姿の通り、花言葉も可憐なものばかりです。
チャービルの効能と栄養価
チャービルの効能は嬉しいものばかりです。
- デトックス効果
- 解毒作用
- 消化促進
- 血行促進
チャービルの使い道
栄養と効能がたくさんあるチャービルですが、乾燥させては効果は半減。
風味もすっかり落ちてしまいます。
買ってきたハーブだと、消費が大変なイメージがありますが、チャービルは癖が少ないので、大目に使ってしまっても違和感はありません。
- 刻んでオムレツに入れる
- タルタルソースに
- チャービルのポタージュ
- 刻んでドレッシングの具に
- サラダに
もちろんパンケーキなど、スイーツの上の飾りにはばっちり合いますし、パセリのように料理に添えても映えます。
セリ科なのに、パセリのような癖の強さがなく、香りも甘い上品なハーブなので使いやすく、フランスでは「美食家のパセリ」と呼ばれているのも納得です。
チャービルを利用する際の注意点
妊婦さんはちょっと待って
ハーブの種類は豊富ですが、そのほとんどで「妊娠中や授乳中の人には使用を控える」などの注意書きを目にします。
めでたく妊娠された際には、念のため産婦人科へ相談されてからにされることをおすすめします。
ルートチャービルには注意
チャービルにもいくつか種類があります。
日本でよく見るのは細かな切れ目の入ったかわいい葉ですが、フランスでは主に根を食用にしています。
フランスで根を食べるために栽培されているチャービルはルートチャービルと呼ばれ、葉には毒性を持ちます。日本ではほとんど栽培されていませんが、ご自分で栽培しようと種を入手するなら、ルートチャービルも流通しています。
根を利用する目的で栽培されるなら、葉は食べないように注意しましょう。
チャービルの育て方のまとめ
日陰から半日陰の場所があれば、日本でもほとんど手をかけずに楽しめることができるチャービルの紹介でした。
かわいい葉をいつでも新鮮な状態で収穫できるのは、庭植えならではの幸せです。
環境さえ合えば頼もしく育ってくれることでしょう。
それでは、たのしいハーブ生活を!