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冬至の時期になると、ゆず湯用の”ゆず”がたくさん売られていて、「もうそんな季節」と季節感すら感じさせてくれますよね。
おまけにゆず湯は、とてもいい香り~。
生まれたての赤ちゃんにもその香りを楽しんでほしい!
古くから伝わっている風習を共有したい!そんな親心、よくわかります。
でも柚子は食べると、とても酸っぱい柑橘類。
ひじょ~に、刺激的な果実です。
それは、お肌にも影響があって…。
今回はそんな柚子を使った、冬至のゆず湯に赤ちゃんは入れる?というお話です。
冬至にゆず湯は赤ちゃんも入れる?
ゆず湯の肌への効能
ゆず湯は良い香りがするだけでなく、肌への様々な効能が期待できます。
- リモネン :皮脂を洗い流す
- シトラール :皮脂を洗い流す
- 果汁に含まれる”酸”:抗炎症作用、菌を抑える
ゆず湯に入ると、皮脂が洗われさっぱりし、果汁に含まれている”酸”は、炎症や菌の増殖を抑えてくれます。
良いことづくめですね。
ただ、 これらの成分はすべて肌への刺激にもなります。
皮脂は洗い流されすぎると、肌を守る脂も取り去ってしまいます。
守りが薄くなった肌に、さらに脂を奪おうとされると、これが肌への刺激になり「ピリピリ」と痛痒くなる原因になります。
さらに、そんな状態の肌に果汁の”酸”がかかれば、刺激にならないわけがありません。
ゆず湯は赤ちゃんでも大丈夫?
ゆずは赤ちゃんにとって「毒」、という情報はどこにもありません。
ですが、ゆずの刺激は大人でも辛い場合もあります。
まして 赤ちゃんの肌の厚さは大人の半分 とも言われます。
ぷるぷるで、無敵のように見えますが実はかなり繊細で弱いんです。
ゆず湯は自然の「柚子」を使うから安心では?とも思うかもしれませんが、自然のものとはいえ、柚子の成分には刺激があります。
ゆず湯に入ったばっかりに、肌が真っ赤になったり、湿しんができたり、かぶれたりのトラブルが出るのは辛いです。
また地味につらいのは、痛くてずっと泣く赤ちゃんを見る大人です。
お母さんならなおさら、胸が痛みます。
こんな赤ちゃんには特に要注意!
離乳食を食べるようになって、徐々に食べ物に慣らしていき、その過程でアレルギーがあるかどうかを判断していきますよね。
まだアレルギーがあるかどうかわからない赤ちゃんに対しては、ゆず湯は避けたほうが安心かもしれません。
また他にも、赤ちゃんの肌の様子が
- 肌が乾燥している、粉をふいている
- 肌が強い方とは思わない
などに当てはまると、ゆず湯の刺激に赤ちゃんの肌が耐えられないかもしれません…。
肌が乾燥していると、大人でもかなりの刺激になります。
ゆず湯の刺激で、湿しんやかぶれが起きてしまうかもしれません。
それでなくても、肌を真っ赤にして、痛くてずっと泣いている赤ちゃんを見るのは辛いですよね。
少しでも不安要素があるなら、今回のゆず湯は見送るか、皮膚科や小児科の先生に相談をしたほうが安心してゆず湯に臨めそうです。
他にも!乾燥肌の方も要注意
赤ちゃんだけでなく、大人の方も乾燥肌ならゆず湯は要注意です。
「今年は特に肌が乾燥する」そんな方も。
肌の感想は、皮脂が少ないため起こります。
もともと皮脂がすくないのに、ゆず湯に入ってさらに皮脂を落とそうとされると、刺激になりピリピリ痛くなっちゃいます(泣)
乾燥肌な方にとっては、辛い刺激になるかもしれません。
最初からゆずを輪切りにしたり、半分に切ったりせず丸のまま入れ、果皮に傷を軽く付けたりしながら様子をみたほうが安全して楽しめそうです。
妊婦さんはゆず湯に入っても大丈夫??
シップ一つとっても、妊娠中は避けたほうが良い種類があります。
なんでも含有成分が、お腹のあかちゃんには良くない作用があり、妊婦さんの肌に貼ったシップからその成分が体内に取り込まれるのだとか。
ゆず湯がもしも赤ちゃんの成長を妨げるなら何がなんても避けるべき!ですが
あかちゃんに良くない成分が入っている、なんていう情報は探しても見当たりませんでした。
冬至のゆず湯に入れる”ゆず”には、妊婦さんやお腹の中のあかちゃんの健康を害する成分はなさそうです。
ただ妊婦さんは色んな刺激に敏感になっていたり、弱くなっています。
ゆずの刺激が強すぎて痛くてつらい思いをし、それが「ストレス」に感じると、妊婦さんにも赤ちゃんにも良くありません。
最初から飛ばしすぎると、せっかくの温かいお風呂が台無しになっちゃいます。
心配なので、傷をつけない丸のままのゆずを浮かべて、たっぷり温まってから(いつでも上がれるようになってから)果皮に少し傷をつけて、香りを楽しむのはどうでしょう。
ゆず湯に入れない赤ちゃんでも大丈夫!な楽しみ方
ゆず湯の香りを楽しむ!
ゆず湯の効能は、ゆずを浮かべたお風呂に入って、皮膚を通して血液から全身に行き渡らせる方法以外にも、取り入れる手段があります。
バケツやボウル、洗面器に小さなゆず湯をつくって、香りを楽しむ方法です。
芳香成分なら直接肌をつけなくても、鼻から神経系に行き渡らせ、肺の粘膜から血液を通して巡らせることができます。
なにより、冬至のゆず湯の良い香りを赤ちゃんも一緒に楽しめるのが嬉しいですよね。
柚子の香りの入浴剤
いわずと知れた「花王のバブ」なら、パッケージに”赤ちゃんと一緒に入浴できます”と明記されています。
ただ、月齢の判断はお母さん次第です。
わたしは6ヶ月を超えるまで、怖くて入れられなかったのですが、2ヶ月ころからつかっていたという方もみえます。
冬至のゆず湯に赤ちゃんは入れる?のまとめ
香りの記憶って、意外なほど残りますよね。
冬至のゆず湯には、温かい思い出ばかり残ります。
冬至のゆず湯に赤ちゃんと一緒に入っていいかは、結局はお母さんの判断になりますね。
ゆず自体に毒性がないので、悩むところです。
赤ちゃんの月齢にもよりますし、もちろんお肌の強さによります。
これから10数年くらいは、同じ風呂釜でお風呂に入る赤ちゃんです。
今年を逃しても来年もあります。
ゆずと一緒にとっぷり浸からなくても、一緒に楽しむ方法もあります。
お子さんにとっても、冬至のゆず湯が温かい思い出になるといいですね。