※このページにはアドセンス・アフィリエイト広告を使用しています
年末は家族が集まってご馳走を食べてすごしますよね。
そんななか、どうしてお蕎麦を食べるんだろうって疑問が生まれませんか?
どちらかというと、地味めな、でもお腹にたまる主食級の食べ物お蕎麦。
そんなお蕎麦を、「年越しそば」としていただく理由を紹介します。
たくさんの縁起が担げるんですよ!
年越しそばはどんな縁起を担ぐもの?
年末年始にいただくものは、縁起を担ぐものが多くなります。
- お金が集まるように
- 長寿を願って
- 悪い縁を断ち切る
- そばにいられるよう
こうしてみると、食べると本当に良いことばかり。
年越しそばを食べることで、たくさん縁起を担げるんですね。
でもどうして蕎麦?
蕎麦が用いられるのには、その由来に理由があります。
年越しそばの由来は…
年越しそばは始まったいわれは、江戸時代の金銀細工師が行なった仕事納めの掃除の仕方からきていると言われています。
江戸時代にいらした、金銀細工師さん、
仕事納めだから片付けようと、散らばった金銀の粉を集めます。
このとき、金と銀の粉を集めるためにそば粉を練った団子で床をたたき、集めたんです。
そのあと、金銀粉を集めた団子を火で焼きます。
しっかり焼いた後には、金と銀だけが残ることから
蕎麦は金を集めるといわれ
年末には、 向こう一年お金が集まるようにと願をかけて、年越しそばを食べる ようになったようです。
金運上昇を願って
蕎麦団子を使って金銀粉を集めたことから、年末にお蕎麦を食べることで向こう一年の金運上昇を願います。
もしも金銀細工師がお蕎麦で作った団子をしっかり焼き尽くさなかったら…
団子の中に練りこまれた、金や銀は手に入りませんよね。
年越しそばも同じで、食べ残すとお金に苦労するといわれます。
食べれる分だけ、用意したいですね!
長寿を願って
金銀細工師のお話しは、江戸時代のことです。
当時の人たちはお蕎麦を「蕎麦団子」や「蕎麦がき」にして食べていました。
時代とともに今の細長いものになってくると
蕎麦のように長く生きられるようにと長寿を願う縁起も加わります。
厄や悪縁を断ち切る
蕎麦はほかの麺類よりも、切れやすいのが特徴です。
このことから、 一年の厄災や悪い縁を断ち切り、さっぱりすっきり新年を迎えよう というもの。
そばにいられるように
いつまでも、そばにいられるように、
お蕎麦の「そば」と語呂をかけています。
そんな気持ちで食べるお蕎麦は、なんというか、美味しそうでステキです。
年越しそばの意味からうどんはナシ?
年越しそば、そばと付くくらいだから「うどん」では意味がないのかなぁ。
そんなことはありません。
昔からうどんを好む関西の方では、大晦日に年越しそばならぬ年越しうどんをいただいています。
こちらもしっかりと縁起を担いでいて、
うどんのように、太く、長く生きられるように
といった願いから、いただきます。
年越しそばは縁起物のまとめ
年越しそばをズズズずーっと切れずに食べれたら
「長く生きれるね~」だし、
途中で、チョンッと切れてしまったら
「悪い縁が切れたね~」だし、
どんなふうにいただいても、気持ちよく食べれるんですね。
お蕎麦は体にも良いですし、しっかり頂いて年を越したいですね。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
それでは、良いお年を!