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ふと見ると、月が赤い日ってありませんか?
いつもは穏やかな薄い黄色とかなのに、赤。
真っ赤な月なんて見たら、ちょっとドキッとしますよね。
Twitterでは、赤い月は地震の前触れといわれていたり、怖いです。
やみくもに怖がるよりも、ちゃんと踏み込んでみようということで、
赤い月の名前と、どうして月が赤く見える日があるのかを紹介していきます。
月が赤く見えるのには、自然な理由があったので読むと安心しますよ。
赤い月は地震の前兆?!
今日は赤い月…地震こないでほしいなぁ
— ぴう (@piumossodq) 2019年3月24日
昨日会社で大きな赤い月が出てたから綺麗〜と思って撮ったけど、まさか地震の前兆とかいうのが当たると思わなかったわー pic.twitter.com/yVvhhirj33
— ハッピー (@happyturn071) 2019年2月21日
赤い月が、本当に真っ赤な色をしているとちょっと不気味にも見えるかもしれません。
でも、地震の前兆ではないんですよ。
環境の条件さえそろえば、季節を問わず月が赤みを帯びることがあります。
その頻度は月に1回以上はあるようです。
日本は地震大国なので、結構な頻度で赤く染まる月がいつも地震の前兆と言われれば通じるかもしれませんが
月が赤みを帯びる理由は、環境によるものでその条件さえそろえば自然となる現象です。
赤い月の名前は?
赤く見える月の呼び名はいくつかあって
- ブラッドムーン
- ストロベリームーン
- ローズムーン
ストロベリームーンとブラッドムーンの違い
ストロベリームーンやブラッドムーンなど、
名前の違いは、月が赤く染まるときの条件の違いです。
ブラッドムーン :皆既月食の際、赤銅色に見える月を呼ぶ
ストロベリームーン:月の位置や大気のちりなどの影響で赤く見える
ローズムーン :ストロベリームーンの別称
皆既月食の月が赤い理由
皆既月食の際、月が赤く見えるときがあります。
この時の月は、ブラッドムーンと呼ばれています。
月食は、月と太陽の間に地球が位置し、月に光が届かなくなった現象ですが。
太陽から月の間にばっちり地球が入ってしまえば、月全体は地球の影になります。
でも全く月が見えなくなるというわけではありません。
太陽の光が地球の大気を通りすぎるとき、大気に太陽の光が屈折しながら月まで届きます。
そのとき、光には7色あるんですが、赤以外の色は散ってしまい残りません。
いつもの太陽の光の中の、赤い色が月に比較的届きやすいため、皆既月食の際に赤く見えるんです。
ストロベリームーンが赤く見えるのは?
6月に見える赤い満月が、ストロベリームーンと呼ばれています。
この頃の月は高度が低く、普通に月に届く光が地球の大気に触れます。
皆既月食と同じように、赤い光以外は大気のチリや水蒸気にあたり散乱するため、この時期の満月は赤くなりやすいんです。
赤い月は地震の前兆?のまとめ
月が赤く見える原因は、天体の位置や地球の大気のチリの影響でした。
自然がもたらす現象なので、「赤い月=地震?!」と怖がる要因にはならないのでは?と思います。
ちなみに、大気の中のチリや水蒸気の量によって月に反映される色は変わり、薄いオレンジ色になったり赤黒く見えたりしますよ。
ドキッとするくらい真っ赤に見える月がありますが、それはチリや水蒸気がとても多いのかも、地震よりも明日の天気のほうが確実に心配かもしれません。
地震?!と怖がるより、いつもと違う特別な月が見れた!
と思うほうが幸せでは?
現にストロベリームーンは見た人に幸運をもたらすともいわれています。