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曽爾高原でススキを楽しんできました。
しばらくススキが少ない、減ったと噂されていた曽爾高原のススキですが、個人的には大満足。
そんな曽爾高原の2019年、現在のススキの状態のお話しです。
曽爾草原のススキの今の状態は?
今の様子はこんな感じです。
かなり少ないといわれていた曽爾高原のススキですが、どうでしょう。
そんなに少なくないですよね?
強い台風が来たり、大雨が降ったりしたので心配しつつでしたが、雨にも負けず風にも負けず、立派に立つススキの多いこと。
個人的には見ごたえがあって、良い秋の一日が過ごせて大満足です。
何気に毎年来ていて、年を追うごとに「あれ?昨年よりもススキが増えてる…」と感じていました。今年も増えてるのでは?
背も高く花穂が大ぶりなので、ススキがたくさん生えている中を歩くとノスタルジック感満載です。
年々増えている印象なので来年がまた楽しみです。
曽爾草原のススキは少ない?
曽爾草原のススキは減少しているって、ちょこちょこ聞くのですが…
実際には一時期すごく少なかったんですね。
2013年ころ初めて行ったときは、少ないを通り越して寂しかった覚えがあります。
ススキ自体の数も少なくて、背丈も低く花穂はないものも目立ちました。
そんなススキたちも今では回復傾向です。
曽爾高原のススキの状況が復活した理由
一時期かなり少なかったススキがここまで復活したのは、専門家に意見を仰ぎ必要な管理をされてきた曽爾村の努力のたまものなのだそう。
【対策の一部】
- 山焼き
- 肥料
- 夏の日よけ対策
- 遊歩道の整備
山焼き
有名なのは野焼きですね。
枯れたススキを燃やすことで灰にして肥料にして、ススキ以外の植物の繁殖を防ぐことで、よりのびのびと生育できる環境を作っているのだそう。
肥料散布
肥料は空中散布しています。
※画像はイメージです。
実際には無人の飛行機で遠隔操縦しているそう。
専門家の分析の結果、肥料をまくことになったのですが、いくらススキに良いこととはいっても、ススキの根を踏み固めてしまえば逆に弱らせる原因になるかもしれません。
そこで飛行機を使った空中散布になったんですね。
ちなみにこの作業は、曽爾村に寄せられるふるさと納税で賄われているそうな。
楽天を使うとポイント分がまるまるお得です。
夏の日よけに枯れススキチップ
夏の日差しが強すぎるといわれれば、オフシーズンに元気に育った枯れススキを刈ってチップ状に砕いてまいたり。
これは、実際やるとなると途方もなく大変そうです。
範囲も広いし、間違いなく重労働です。
遊歩道の整備
ススキの生育不良の原因の一つには、土が固いところにあるのだそう。
もともとたくさんの方が楽しんできた曽爾高原のススキです。
そのススキが一番綺麗に見えるのは、人が歩くために整備された道でなく、ススキが旺盛に茂っているその中に、すっぽり入ってしまった方が素敵な写真が撮れそう!
「少しでも素敵な写真が撮りたい」
そんな気持ちで、一人が遊歩道を外れてススキの生育場所に入ってしまうと、それだけ根を踏みつけ、土を固くしてしまうんですね。
一人がすればほかの方も…と結果たくさんの方がススキの生育場所に踏み入ってしまいます。
今では真新しい柵とチェーンで、遊歩道がしっかりと作られています。
係の人も巡回されていて、目を光らせておいでです。
ススキ散策は遊歩道から外れずに楽しみましょう。
なにせ一度元気がなくなってしまったススキが復活するには、10年ほどかかるそうなのですから。
まとめ
一時期少なくなったといわれていた曽爾高原のススキですが、今ではかなり多くなってきています。
それは曽爾村の方々の努力と、ススキを楽しむ観光客のモラルがあっての賜物です。
一度減ってしまったススキが復活するまで10年かかります。
これからも秋の楽しみがますます増えますように。