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暖かくなってくると、メキメキと大きくなってくる雑草。
気が付くと、大きくなっている姿に唖然とすることもあります。
庭の草を撲滅するなら草取りにふさわしい時期に、効率よくやっつけてしまいましょう。
庭の草の撲滅するぞ!
日差しも暖かくなって、気が付くとボーボーな草…。
花や野菜が元気なら嬉しいのに、雑草ばかりが元気になって…。
と元気な雑草にげんなりする前に、向かい打ちましょう。
植物は、葉が光合成して根を太らせ株を大きくしていきます。
ということは、葉が大きくならない時期に刈り取ってしまえば、雑草も元気になれません。
まずは雑草に立ち向かう時期についてです。
庭の草取りの時期
一般的に、草取りに適した時期は1年に3回あるといわれています。
6月、9月、11月。
これは、一般的に言われている草取りの時期です。
この年に3回のタイミングは、やらないと困るというのが正直なところです。
庭の雑草を撲滅しようと思うなら、年3回では足りません。
庭の草取り時期の理想
3月まで
まだ寒さの残る時期に一度、草が生えていないかチェックします。
かなり小さい雑草しかなくても、出来るだけ抜いておきます。
3月中
少し暖かくなった時期にも、必ず草取りをします。
3月までに一度草取りをしているなら、今回も小さい雑草しかないと思いますが、抜いておきます。
年が明けて一度も草取りをしていなければ、少し大きめの雑草もあると思います。
少し骨が折れますが、ここで頑張れば頑張るだけ暖かくなってから楽がです。
4月から
草木が元気になり始めるこの時期からは、時間があれば草抜きです。
ただし4月までに草抜きをある程度やっていれば、4月の草取りはかなり楽です。
さらに4月の草取りもすることによって、雑草が本領を発揮する時期の草取りかなり楽になります。
春先に草取りをしておくメリット
一見、雑草も小さく草取りの必要がなさそうな時期に、草取りをしておくメリットをあげます。
- 草を抜きやすい
- 気候がちょうど良い
- 暑くなってから抜く草が大きくなっていない
- 蚊がいない
根も強く張る前は、草も抜きやすいので、草取りもサクサク進みます。
また、まだ涼しい時期の草取りは、暑くなってから始めるよりも断然ラクチンです。
少し肌寒く感じても、長そでを着て草抜きを始めればだんだん温まってきます。
そして何より蚊がいません。
春先に草取りをしないデメリット
梅雨があけて、陽気も良くなってくると雑草は本領発揮です。
メキメキ元気に生い茂り、地下では根ががっちり張って、刈るのも抜くのも重労働です。
また生育の早い雑草なら、すでに種バラまいてしまったりも…
それから、暑い時期の草取りは大変です。
適度に水分補給をしながら、休み休みしても体は疲れてしまいます。
そしてなにより、蚊がいます。
アイツらは長そでを着ていても、どこからか潜り込んでプスリとさしていきます。
また雑草を大きく育ててしまっていれば、それだけ蚊の量も増えているはずです。
蚊の住処は雑草の中といっても過言ではないんですから。
草取りを始めようと、草をわさわさうごかすと、ふわっと数匹の蚊があがってきたことはありませんか?
雑草が目立つようになってから草取りを始めるということは、蚊を集めてから草取りをするのと同じです。
庭の草取りをするなら、あえて春先にやっていくことをおすすめします。
雑草を効率よく駆除するには?
「雑草魂」なんて言葉があるとおり、不屈の精神をもって成長してくれる雑草さん。
抜いても抜いても素知らぬふりして生えてくるので、嫌になってしまいますよね。
根から抜くのが一番です。
一番効く方法ですが、一番時間と労力がかかる方法ですよね。
他にも色々と手段があるので、メリットデメリット含めて紹介しますね。
- 熱湯
- 重曹
- お酢
- 塩
- 除草剤
庭の草は熱湯で駆除できる
ホウレンソウのおひたしを作るように、庭の雑草にもお湯をかけてくたくたにしちゃう作戦です。
雑草が60~70度くらいになるように、熱湯をかけるとみるみる元気がなくなり枯れてしまいます。
- 手軽にできる
- 特別なものは不要
熱湯を使った雑草駆除のメリットは、何といっても思いたったらすぐに実行できるところです。
お湯を沸かすだけで実行できるので手軽ですよね。
しかもこの方法はテキメンに効くんです。
「除草剤を使っていない」という点がいかにも自然に優しそうな手段に思えます。
でもこの熱湯にもデメリットがあります。
- やけどに注意!
- 熱湯をかけた場所は植物が育ちにくくなる
が、肝心の根の部分は土の中。
上からお湯を注いでも、地下の根に届くころには若干温度が下がっているかもしれません。
本当に雑草を根絶やしにするなら、多めの熱湯をかけるのも手ですね。
いくら地中に行くほど冷めるといっても、大量にかければ温度も保ちやすいでしょう。
さらに熱湯で雑草対策をするなら、真夏がおすすめです。
地表温度の高さも手伝って、より効率よく根を始末できることでしょう。
お湯を沸かして草にかけるだけなら簡単!
ではさっそく…。
と、取り掛かる前に確認してほしいことが!
お湯をかける場所には何も植える予定はありませんか?
もしも、何か植える予定があるなら、お湯をかけて除草するのはおすすめできません。
熱湯をつかう雑草駆除の方法は、手軽なのでおすすめなんですが、一つ大きなデメリットがあります。
もちろんやけども心配なんですが…
お湯をかけた場所の微生物や細菌も死滅してしまいます。
意外に環境には優しくないようです。
雑草に重曹をかけて枯らす
掃除や料理に使う重曹が、庭の雑草にも効果があります。
土にも優しく、除草剤ほど強くないので周りに植えている植物にも強く影響しません。
【雑草対策での重曹の特徴は】
- 草を傷つけないと効かない
- 効果が強くなく即効性は期待できない
効果が弱いため、雑草に傷をつけて、そこに染み込ませるように水に溶かした重曹をふりかけて枯れるのを待ちます。
生えている草にただ振りまいてもそんなに効果は期待できません。
重曹を使うなら、春に草取りができず、大きく茂った雑草を鎌や草刈り機で刈り取ったあとにまくとよさそうです。
刈ったあと、そこから枯れてくれたら少しは成長が遅れ、次の除草まで時間が空けることができます。
ちなみに重曹をまくなら、
1Lの水に重曹を175gを溶かしたものを1m×1mの広さに蒔くことで効果があるそうです。
雑草にお酢をかける
植物にお酢をかけると、枯れます。
【お酢を使うメリット】
- 即効性がある
- 土には無害(酸性にはなる)
雨が降ると効果が次第に薄れていくので、しばらく降らない日。
また晴天が続いた日に使うと効果倍増です。
デメリットは…
【お酢を使うデメリット】
- 臭いがきつい
- 広範囲にまくなら高くつく…
広範囲にまくならなおさらです。
さらに費用もばかにならないので、庭の中でも特に厄介な雑草のみにかけるのをおすすめします。
雑草に塩をかける
塩をかけても雑草は枯れてくれます。
まくだけで枯れてくれるので楽ちんですよね。
【塩を使うメリット】
- 安価で手軽
- 雑草はしっかり枯れる
雑草もしっかり枯れるので、雑草撲滅には大変頼りになりそうな存在なのですが…。
【塩を使うデメリット】
- 雨で塩がよそにも流れる
- 土にとどまる
- 地下に配管があれば錆びる恐れが!
多量の雨が降ると、塩がよそに流れてしまいます。
花が植わっているところに流れると、花は枯れますし。
その後しばらく植物は育ちにくくなります。
また一番怖いのは、配管を傷つける恐れがある点です。
絶対ここには何も植わっていない!
水が流れても困る植物はない!
という環境なら良いのですが、そのうち何か植えたくなったら土から入れ替える必要も出てきますし、
お隣さんの敷地に塩を含んだ雨水が流れていけば、そちらの植物が枯れてしまいます。
塩をまくのは、お手軽ではありますが、怖くておすすめできません。
庭に除草剤をまく
除草剤は頼りになりますね。
初夏を忙しく過ごしていると、庭の雑草が恐ろしいことに…。
今さら鎌をもって立ち向かうにも、焼き石に水?という状況になると除草剤に頼らざるおえなくなります。
除草剤と一言に行ってもたくさんの種類があります。
たくさんの農家さんも安全に考慮したうえで使っていますし、むやみに怖がる必要はありません。
除草剤にもいろいろな種類があります。
【除草剤のタイプ】
- 根まで枯らすタイプ
- 根は残すタイプ
- 今生えている茎や葉から吸収して効くタイプ
- 種から芽が出ないようにするタイプ
今の庭の状況を見て、どれを使うか考えましょう。
ただ、中には除草剤を嫌がる人もいます。
特にペットを飼っていたり、寄せ植えや家庭菜園を楽しんでいるご家庭がご近所にみえるなら、近くでの除草剤の使用は避けましょう。
庭の草の撲滅するぞ~のまとめ
庭の草を撲滅するにはいろいろな方法があります。
- 熱湯
- 重曹
- お酢
- 塩
- 除草剤
効率よく駆除する方法はたくさんありますが、一番確実で安心な方法は手で引き抜くです。
根から綺麗に抜き取らないと、どんどん生えてきます。
雑草が機嫌よくもりもり大きくなってからでは、大仕事です。
だからこそ、草の小さい春先に、徹底的に抜いておく。
「少し生えたら根から抜く」これを繰り返していくと年々雑草は減っていきます。
口にするのは簡単ですが、これを実行するのは本当に大変ですよね。
ぜひ道具も使いましょう。
草の下3cm位に、葉の部分を差し込んで引き抜くと根から抜けやすくなります。
手だけよりも断然らくちんです、一度お試しあれ!
草取りは腰が痛い!
という方は、こちらを使って、
立ったまま飽きるまで、雑草の根元をザクザクやったら
今度は座って、土から浮いた雑草を回収して回ります。
ずっと中腰でいなくて済むのでかなり楽になりますよ。
お仕事を持っていたり、介護や子育てをする中で草取りは大仕事です。
出来る範囲で頑張りましょうね。
いつか撲滅するその日まで!
ここまで読んでくださってありがとうございます!