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お盆にお仏壇、お墓にお供えする花、仏花について
お仏壇のあるご実家に帰省するなら、お供え物を用意したいもの。
仏様やご先祖様が喜ぶお花を、また贈られた家族が嫌な思いをしない花を選びたいですよね。
お盆にお供えする花の種類
菊
菊は邪気を払うとされています。
また長持ちするうえに、花びらも散りません。
お仏壇にお供えする花の中でも、定番になっている花ですね。
色合いも花姿も様々で、アレンジに幅が持てます。
大ぶりの菊の花や、真ん丸いボンボンのような菊もあり、違う花姿の菊を組み合わせても、おしゃれな仏花ができそうです。
リンドウ
リンドウの凛とした青色の花は、一本入るだけで全体が引き締まった印象になりますね。
淡くなりがちな仏花のアクセントになり、全体の品が良くなります。
花言葉に「誠実」などがあり、仏花としてもふさわしい花です。
ミソハギ
ミソハギは漢字で書くと、「禊萩」。
精霊花、仏様花とも呼ばれるほど、お盆にぴったり、盆花と呼ばれる花の一つです。
ミソハギには、のどの渇きを抑える作用があるといわれ、お盆に作る、精霊棚のご飯の横にもお供えされる花です。
仏花に入れても、ご先祖様は喜ばれるのではないでしょうか。
カーネーション
カーネーションといえば母の日ですが、お盆にお供えしても喜ばれる花です。
何と言っても優しい印象になりますし、花言葉も「無垢で深い愛」や「尊敬」など、ご先祖様へお供えする花としてはぴったりです。
淡い色を選ぶと、雰囲気が一気に変わりますね。
ケイトウ
ドライフラワーにしてもあまり色あせないほど、暑さに強いケイトウなら、お仏壇だけでなくお墓にお供えしてもよさそうです。
花言葉に「おしゃれ」とありますので、ご先祖様の中でおしゃれに気をつかう方がいらっしゃったら、喜ばれるのではないでしょうか。
またカラーバリエーションも豊富なので、いろんな印象の仏花が出来上がります。
お供えに花を用意するときのマナー
お供えをする花の、マナーについてです。
贈る花の種類のほかにも、色、本数、などに気を付けます。
花の色のマナー
四十九日までは白や緑を基調をした花を選びます。これは一般論で、仏教では花の色や種類に喜ばれるものはあるものの、禁止されているものはありません。
また「白上がり」にするとはいっても、全くの白ばかりだと寂しくなるかもしれません。
白を基調にしていれば、失礼には当たりません。
うすいピンク色やクリーム色など、やわらかい色の花を選んでも喜ばれそうです。
また四十九日が済んだ後も、相手の宗教などがわからない時には、白を選んだほうが無難とされます。
お供えの花を飾り方のマナー
仏花の本数は、3、5、7本など奇数にするのが一般的です。
神棚の榊に似せて、ひし形になるように、全体を見て形を整えます。
また左右に同じ仏花を、お供えするので一対(二つ)用意します。
お仏壇がコンパクトなら、一つにしても問題ありません。
”お仏壇に向かって、手を合わせている人”に向かって、正面になるように飾ります。
自分がお仏壇に向かって飾りながら、形を整えそのままにしておいてOKです。
お盆にお供えする花はいつごろ用意する?
お盆の時期に入るころ、お供えします。
日本の中でも地方によって、お盆の時期は違います。
- 8月13~15日
- 7月13~16日
- 8月1日~
- 8月20日前後
など地域によってお盆の期間は様々です。
それぞれお盆の期間の前日には、お花をお供えしておきたいですね。
皆さんの地方ではいつからですか?
お盆のお供えに向かない花
仏教では、避けた方た良いお花がある反面、お供えしてはならないお花はないようです。
- とげのある花
- 黒い花
- 異臭がする花
ちなみにですが、仏教では「避けたほうがよい花」というだけで、絶対禁止!といわれる花はありません。
しかし、しきたりなどがしっかりしている家庭においては、タブーな花もあるかもしれません。
その場合は、そのご家庭で禁止されている花の種類を確認してから、用意したほうがよさそうです。
ユリの花などは、とても良い香りで品のある花姿から仏花にもよくアレンジメントされています。
ユリの花の香りって良いですよね~、私も大好きなのですが、家庭によっては「その香りはおじいちゃん好きじゃないと思うわ~」などと非難されてしまうかも…
これまで仏花としてみたことがなければ、避けたほうが無難です。
お盆にお供えする花の種類のまとめ
仏花にふさわしい花、といわれる花についてお届けしましたが、個人的には、先祖様の好きだった花や、庭に咲いた花が綺麗で、ぜひお供えしたい!と思われるのなら、手折ってお供えして良いと思います。
おばあちゃんと一緒に育てていた花が、今年も咲いたからお供えしたいとか。
最高だと思います。
「お供えして差し上げたい」っていう気持ちが、なにより素敵です。
素敵な花を飾ることももちろんご先祖様は喜びますが、実は心から手を合わせる合掌のほうが、供養になるそうです。
ご先祖様を忍んで選んだ仏花と一緒に、ご先祖様を大切に思う心もお供えして、喜んでもらいましょう。
りんどうに載せている花がききょうなのが気になりました
わわわっ!本当ですね!
さっそく入れ替えさせてもらいました。
教えてくださってありがとうございます。