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子供のテレビ視聴の制限時間は?メリットデメリットから見る付き合い方

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子供のテレビ視聴時間制限

今回は子供へのテレビを長時間見ることのメリット・デメリットを踏まえた、テレビとの付き合い方です。

テレビをあまり見せると、良くないという意見はよく聞きますが、メリットもあります。

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子供がテレビを長い時間みることのデメリット

コミュニケーション不足が心配

テレビは一方的に、たくさんの情報を伝えてきます。

一方通行の情報を受け取るばかりでは、子供のコミュニケーションを学ぶ機会にはなれません。

お母さんと一緒に見ながら、意見交換しながら適度な時間で楽しむなら良いようです。

それでも長い時間の視聴は、子供の成長のために良い影響が多いとは言えません。

外で遊ばなくなる

テレビ番組って刺激が強くて、面白いですよね。

おまけに座ってみているだけで楽しめる。

外で走り回らなくても楽しめるなら、そちらを選んでしまいますよね。

でも外で自然に触れたり、お友達と一緒に思いっきり体を動かしたりすることが、子供の心と体をぐんと成長させます。

テレビを無制限で見れる環境だと、外で遊んで得難い体験をする可能性を大幅に減らしてしまします。

睡眠不足になりがち

ブルーライトが睡眠の妨げになると効きますよね。

特にスマホからのブルーライトが、脳に刺激を与えて、眠気を遮ります。

大人でも寝つきが悪くなるものが、子供にとって影響がないはずがありません。

このブルーライトは、液晶テレビからも発せられています。

少なくとも寝る前の2~3時間くらいはテレビを控えたほうが、スムーズな眠りにつけるようです。

暴力シーンに影響され暴力的になる

男の子がよく見る戦闘シーン、かっこよくて憧れるんですよね。

現実と架空の違いがまだよくわからない幼児は特に、戦闘シーンに影響されて暴力的になります。

言葉遣いが影響される

親がよくいう言葉を子供はすぐまねしますよね。

それも冷静に聞くとぎょっとする言葉ばかり…

テレビで聞いた言葉も、ものすごく影響されるので要注意ですよ。

うちの子供が2歳のころ、子供はまだわからないだろうと、わたしが「おそ松さん」を見ていました。

一緒に見ていて覚えたんですね。

「シーアール、ただいまーっ」「ぱちんこーっ」by十四松

2歳の子供の口から、えげつない単語が飛び出してくるので慌てました。

大人が慌てる様子が楽しいようで、繰り返していうようになり…

保育園や出先で赤っ恥です。

さすがに「おそ松さん」を見せる親はいないとおもいますが、見せるテレビは吟味しましょうね。

言語発達が遅れる原因になる

子供は赤ちゃんの頃から、身近な人とのかかわりあいや、遊びなどの実体験を通して心と体を成長させます。

人との愛着関係をはぐくむ大切な時期に、長い時間テレビを見せてしまうと、成長するために必要な機会が奪われてしまいます。

社団法人日本小児科医会が行なった調査によると、1歳6か月の子供が、4時間以上子供がテレビを見ていたら、言葉の発達が遅れる割合が約30%にものぼるというデータがあります。

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約30%はかなりの割合です。

何となくテレビはよくないとは聞いていましたが、これほどまでとは…

子供へのテレビ時間制限するなら何時間?

社団法人日本小児科医会によると、

2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう

授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴はやめましょう。

すべてのメディアへの接触する総時間を制限することが重要です。
1日2時間までを目安と考えます。
テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。

子供部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。

保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。

社団法人日本小児科医会PDFより
とあります。

テレビ視聴はそこそこに、親子でコミュニケーションをとる時間を大切にしたいですね。

テレビの時間を制限する方法

これは子供との話し合いが一番です。

まだ話し合いができないくらい、小さなお子さんの場合は、保護者が一方的に決めてしまっても良いと思います。

でもしっかりと主張ができる年ごろの子供とは、ちゃんと話し合いましょう。

話し合ったうえで、何時になったらテレビはおしまい。

この番組を見たらおしまい。

と決まり事を守りながら、テレビと付き合えたら良いですね。

子供とテレビを楽しむメリットは?

子供のテレビへの悪い影響や、いかにテレビを視聴する時間を制限するかというお話ばかりになっていますが、テレビを見るメリットもあります。

世の中を知る

ニュースは親も見たいものです。

明日の天気、世界情勢、野球の結果、どんな病気が流行っているかなどを親と一緒に知っても良いと思います。

親もニュースを見ながら、ひとりで納得して過ごさずに、子供がわかりやすいよう伝えます。

色んな価値観を見ることができる

ドキュメンタリーやアメリカの少年少女ドラマなどを見ると、自分とはかけ離れた価値観の人柄を見ることができます。

日常生活で人間の内側、奥の部分を垣間見れる機会は、あまりありません。

大人でもある意味刺激を受けるのが、ドキュメンタリーです。

リアルな話を見ることで、人の気持ちを少しだけ知ることができそうです。

お話の世界へ入れる

上質な映像は、絵本と同じようにその世界へ引き込んでくれます。

思いっきり、映像の世界に入り込んで、楽しむことで気分転換にもなります。

会話のテンポを学べる

日本の幼児に関する調査で、バラエティー番組を見る頻度が高いほど、知的能力が高いというデータがあるそうです。

確かにバラエティー番組で活躍する、プロの話し屋さん?の会話のテンポ、言葉の選び方は大人も勉強になります。

子供のテレビへの影響のまとめ

特に2歳までの乳幼児に関しては、テレビの視聴は控えるよう、小児科から、保育園からたびたび注意を受けます。

子供のためを思っての助言をくれる機関が、こぞって「テレビ視聴は控えて!」というには、よっぽど悪影響があるんですね。

言語障害なんて出てくると、親としては心底罪悪感を感じます。

そんなことにならないように、特に2歳までの乳幼児期のテレビ視聴には要注意です。

テレビをデメリットは主に、遊びを通して実体験をする機会と、人とのコミュニケーションが減ってしまうこと。

それなら一緒に見る保護者と歌ったり、共感することができる番組を選ぶとよさそうです。

そんな意味でも〇テレは、子供番組としてよくできているんですね。

最後に、「おそ松さん」だけは小さなお子さんにはおすすめできません。

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